名古屋市千種区 児童精神科のカウンセリング・精神科・心療内科 名古屋市千種区 児童精神科のカウンセリング・精神科・心療内科 和光医院

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2024.08.24ブログ

不安耐性は、不安というものを認識し、キープすることで強くすることができる、名古屋の児童精神科医が解説

不安耐性は、不安というものを認識し、キープすることで強くすることができる、名古屋の児童精神科医が解説

 

こんにちは、名古屋市千種区 児童精神科専門クリニック、医療法人永朋会 和光医院、加藤晃司です。

 

今回は、不安耐性は、不安というものを認識し、キープすることで強くすることができる、について解説します。

 

不安というものは、ふっと心の中にでてきてしまうものです。

 

しかし動悸がする、息苦しい、お腹が痛い、ふわふわする、いらいらする、落ち着かない、急に眠くなる、ぼーっとする、集中できない、などのように、不安はその形を変えて外側にでてくることが多いです。

 

体の症状だと体調悪いのかなと思いますし、それ以外だと疲れているのかな、と思うかもしれません。

 

それが漠然とした不安が原因であるとまずはつきとめることが重要です。

 

不安というものは、名前をつけてやらないと、形になりません。

認識しないと、見えない、みたいな感じでしょうか。

 

形になってくれれば、それを自分の中で認識し、持つことができるようになります。

 

今、俺、不安を持っているぞ、だから不調がでているぞ、と分かることが治療の第一歩です。

 

不安を持つことができるようになると、それを持つことの不快さが分かると思います。

 

不快だから、多くの人は、不安を自分でキープできる、人にぶつけたり、下に落としたりします。

 

他責反応、無責反応、という感じでしょうか。

 

これをやっているうちは、不安のキープ力はあがりません。筋トレと同じで、負荷をかけて、心にダメージをあたえ、超回復させないと不安耐性は強くなりません。

 

抗不安薬は、不安をなくすというよりかは、ぼーとさせて不安を認識させないだけで、一時しのぎにすぎません。

 

抗不安薬を使いづづければ、ちゃんとリスクがあります。使いつづければ効かなくなりますし、やめようとすれば離脱症状がおきてやめにくくなります。だからといって長期使用すれば、脳機能も、体の機能も低下していきます。

 

いつかやめると分かって使う、もしくはいざとなったら使う、くらいの強い気持ちでつかわなければ精神科の薬はいいことほぼないです。

 

だから根本的には不安耐性をつけていくのが正しい治療ということになります。

 

具体的な不安への暴露の仕方は、症状やその人の自力によって異なりますから、医師、心理士と相談しながらやっていきます。

 

誰かが見てくれていた方が、ライザップと同じで頑張れますから、きっとなんとかなると思います。

 

 

当院ホームページはこちらより

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子どものためのメンタルクリニック

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Explanation by a Child Psychiatrist in Nagoya on How Anxiety Tolerance Can Be Strengthened by Recognizing and Holding onto Anxiety

Hello, I’m Koji Kato, the director of Wako Clinic, a child psychiatry specialist clinic in Chikusa Ward, Nagoya City.

 

Today, I will explain how anxiety tolerance can be strengthened by recognizing and holding onto anxiety.

 

Anxiety is something that can suddenly appear in your mind.

 

However, anxiety often manifests itself externally in different forms, such as palpitations, shortness of breath, stomach pain, dizziness, irritability, restlessness, sudden drowsiness, zoning out, or difficulty concentrating.

 

When these symptoms are physical, you might think you’re just feeling unwell, and if they manifest differently, you might think you’re just tired.

 

The first step is to identify that these symptoms might actually be caused by a vague sense of anxiety.

 

Anxiety doesn’t take shape unless you give it a name. It’s like something you can’t see unless you recognize it.

 

Once it takes shape, you can recognize it within yourself and hold onto it.

 

The first step in treatment is to recognize, “I am feeling anxious, and that’s why I’m experiencing these symptoms.”

 

Once you become able to hold onto your anxiety, you’ll begin to understand how uncomfortable it feels.

 

Because it’s uncomfortable, many people tend to displace anxiety by projecting it onto others or pushing it down.

 

This could be seen as blaming others or avoiding responsibility.

 

As long as you continue to do this, your ability to tolerate anxiety won’t improve. Just like strength training, you need to apply pressure, cause some damage to your mind, and then allow it to recover—this is how you build anxiety tolerance.

 

Anti-anxiety medication doesn’t eliminate anxiety but rather dulls your senses so that you don’t recognize the anxiety—it’s just a temporary fix.

 

If you continue to rely on anti-anxiety medications, there are risks involved. Over time, they become less effective, and when you try to stop, withdrawal symptoms can make it difficult to quit. Long-term use can also lead to a decline in brain and bodily functions.

 

You should use these medications knowing that you’ll eventually stop, or only when absolutely necessary; otherwise, psychiatric medications generally don’t have many benefits.

 

Therefore, the correct approach to treatment is to fundamentally build up anxiety tolerance.

 

The specific way to expose yourself to anxiety varies depending on the symptoms and the individual’s capacity to cope, so it’s important to consult with a doctor or psychologist.

 

Just like having a personal trainer at a gym helps you push yourself, having someone watch over you can help you get through it, and you’ll likely find a way to manage.

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