名古屋市千種区 児童精神科のカウンセリング・精神科・心療内科 名古屋市千種区 児童精神科のカウンセリング・精神科・心療内科 和光医院

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2024.09.10ブログ

ADHDはやはりまだ見逃されていることが多い、名古屋の児童精神科医が解説

ADHDはやはりまだ見逃されていることが多い、名古屋の児童精神科医が解説

 

こんにちは、名古屋市千種区 児童精神科専門クリニック、医療法人永朋会 和光医院、加藤晃司です。

 

今回は、ADHDはやはりまだ見逃されていることが多い、について解説します。

 

ADHDが主病態であるのに、それを見逃され、二次的に発生した障害、例えばうつ病、パニック障害、不安神経症、強迫性障害、社会不安障害、双極性障害、境界性パーソナリティ障害など、に対してのみ治療をされているケースを多くみつけます。

 

これらの疾患に対して使用される頻度の高い薬は、抗うつ薬、抗精神病薬、抗不安薬、睡眠導入剤、気分安定薬、などです。

 

ADHDがおおもとの原因なのに、二次的に反応して認めている症状に対して内服を使うのは、メリットよりデメリットの方が多いです。

 

おそらくは副作用の方が目立ってしまい、しかもよくならないから長期間しようすることで、また違った問題を発生させるはずです。

 

ADHDの主病態である不注意症状は生育歴を聴取し、心理検査で補助診断しないと、見つけることがおそらくできないでしょう。

 

ADHDの内服はその人の困っている状態にあわせて選択することができますし、マイナスになったものを0に戻すというより、0からプラスにもっていく治療なので、うまく使いこなすことができれば、これまで以上の力を発揮することができるようになります。

 

精神科の内服は他の科の内服と異なり、採血のデータなどで改善しているかどうかを数値化しにくいものが多く、間違って投与されているのか分からないものが多いです。

 

数か月たっているのに症状が改善しない、もしくは悪化している場合、診断が異なっている可能性が高いです。

 

発達障害は児童精神科にいかないと鑑別できないのが現状です。

 

少しでもその可能性があれば、当院にご相談ください。

 

 

当院ホームページはこちらより

https://wako-psy-clinic.com

ご予約は公式ラインから可能です。

https://lin.ee/HorvYiv

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子どものためのメンタルクリニック

医療法人永朋会  和光医院

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ADHD Is Still Often Overlooked: Explained by a Child Psychiatrist in Nagoya

 

Hello, I’m Dr. Koji Kato from Wakou Clinic, a specialized child psychiatry clinic in Chikusa Ward, Nagoya City, under the Nagatomo Medical Corporation.

 

Today, I will explain how ADHD is still often overlooked.

 

Many cases show that ADHD is the primary condition, yet it is missed, and only secondary disorders, such as depression, panic disorder, anxiety disorder, obsessive-compulsive disorder, social anxiety disorder, bipolar disorder, or borderline personality disorder, are treated.

 

The medications frequently used for these secondary disorders include antidepressants, antipsychotics, anxiolytics, sleep aids, and mood stabilizers.

 

However, when ADHD is the underlying cause, treating only the secondary symptoms with medication may do more harm than good. The side effects of these medications often become more prominent, and since the primary issue remains unresolved, prolonged use of these treatments can lead to other complications.

 

The primary symptom of inattention in ADHD can be easily missed unless a detailed developmental history is taken and supported by psychological testing for supplementary diagnosis.

 

Medications for ADHD can be tailored to address the individual’s specific difficulties. Rather than simply neutralizing negative symptoms, these treatments aim to elevate functioning from a baseline of zero to a positive state, allowing individuals to reach their full potential when used effectively.

 

Unlike medications in other medical fields, psychiatric medications are challenging to measure in terms of improvement using blood test data or other quantifiable measures. As a result, it can be difficult to determine whether the correct treatment is being given.

 

If symptoms have not improved or have worsened after several months, it is likely that the diagnosis is incorrect.

 

Currently, diagnosing developmental disorders, such as ADHD, requires consultation with a child psychiatrist.

 

If you suspect that ADHD may be present, please feel free to consult our clinic.

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