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対人相互性の障害は、何歳くらいから分かるか、名古屋市千種区の児童精神科医が解説
対人相互性の障害は、何歳くらいから分かるか、名古屋市千種区の児童精神科医が解説
こんにちは、名古屋市千種区 児童精神科専門クリニック、医療法人永朋会 和光医院、加藤晃司です。
今回は、対人相互性の障害は、何歳くらいから分かるかについて解説しいます。
①まずは、対人相互性の障害とは?
ASDの中核症状の一つで、以下のような特徴があります:
他人との自然な目線合わせや表情のやりとりが少ない
興味・感情・情動の共有が乏しい
他人への関心が薄い/会話が一方通行
ごっこ遊びや共同注意が難しい
非言語コミュニケーション(表情・ジェスチャー)が適切でない
② 診断が可能になる年齢
- 通常は【2歳〜3歳頃】から診断が確定しやすい
ASDの対人相互性の障害(例:目を合わせない、呼んでも反応しない、共感性が乏しいなど)は、発語や社会的関わりが明らかになってくる2歳以降に明確化するケースが多いです。
この時期には、他の子と比べて社会的関係の築き方や感情の共有に違和感がはっきりしてきます。
ですので、3歳児検診でひっかる子はひっかかります。
もちろんこの時点では対人相互性の障害がありそうだということが分かるだけで、その程度は予測できません。
なぜなら脳機能の発達は誰にも予測などできないからです。
ですがもし対人相互性の障害がありそうなら、早期療育をやった方が伸びる可能性が高まります。
そのために少しでも気になることがあれば早い段階で児童精神科を受診して、検査などはやっておき、もし必要なら早めに動けるように準備しておくのがいいでしょう。
対人相互性の障害を改善させるのに、プレイセラピーも有効です。
非言語コミュニケーションは、言語的コミュニケーションと同じくらい重要だからです。
3歳児検診で指摘されたり、みていて気になることがあれば、当院へご相談ください。
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児童精神科・精神科・心療内科
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