名古屋市千種区 児童精神科のカウンセリング・精神科・心療内科 名古屋市千種区 児童精神科のカウンセリング・精神科・心療内科 和光医院

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2026.09.20

学校では頑張れているのに家で荒れる子どもへ|放課後の癇癪・疲れと発達特性、不安の相談目安【名古屋市千種区・茶屋ヶ坂】


学校から帰宅後、疲れた様子でソファに座る子どもと、そばで見守る保護者のイメージ

学校では先生の話を聞き、友達とも大きなトラブルなく過ごしているように見えるのに、帰宅すると急に不機嫌になる、泣く、暴言や癇癪が出る、部屋にこもる――このような姿に戸惑う保護者の方は少なくありません。

「学校で普通にできているのだから、家で甘えているだけでは」と考えたくなることもあるかもしれません。しかし、学校で緊張を保ち、周囲に合わせ続けた反動として、安心できる家庭で気持ちや疲れがあふれることがあります。背景には、環境への負荷、不安、睡眠不足、ASD・ADHDなどの発達特性が関係する場合もあります。

名古屋市千種区・茶屋ヶ坂の和光医院では、児童精神科・精神科・心療内科として、お子さんの学校生活と家庭での様子をあわせて丁寧にうかがいます。

「学校では大丈夫」に見えても、負担がないとは限りません

学校では、時間割に合わせて行動し、先生や友達の言葉を受け取り、授業に集中し、音や人の動きの多い環境で過ごします。本人にとっては、周囲が想像する以上にエネルギーを使う一日になっていることがあります。

特に、次のような様子が重なる場合は、学校で無理を重ねているサインかもしれません。

  • 帰宅直後から無言、横になる、動画やゲームだけを求める
  • 些細な声かけで怒る、泣く、物に当たる
  • 宿題や翌日の準備を始めようとすると強く拒否する
  • 夕方以降に頭痛、腹痛、吐き気、強いだるさを訴える
  • 休日は寝ている時間が長い、外出を嫌がる
  • 学校では「問題ない」と言われる一方、家では崩れ方が大きい

これらだけで特定の診断が決まるわけではありません。成長の過程で一時的に起こることもありますが、頻度が増える、生活への影響が大きい、本人がつらそうな場合には、背景を整理することが大切です。

考えられる背景

学校での緊張や「合わせ続けること」の疲れ

友達とのやり取り、発表、集団行動、先生の指示を聞き漏らさないようにすることなどが続くと、気を張っていた糸が帰宅後に切れたように感じることがあります。本人が「何がつらいのか」を言葉にできないことも珍しくありません。

ASD・ADHDなどの発達特性

ASDの特性があるお子さんでは、予定変更、曖昧な指示、感覚刺激、対人関係の読み取りなどに負荷を感じることがあります。ADHDの特性がある場合は、注意を保ち続けること、行動を抑えること、忘れ物を防ぐことなどに多くの努力を要することがあります。学校で頑張れていることは、特性がないことを意味するわけではありません。

不安、気分の落ち込み、睡眠の乱れ

友人関係や学習への心配、失敗への恐れが続くと、帰宅後にいら立ちや涙として表れることがあります。また、寝つきの悪さ、夜更かし、朝の起きづらさがあると、疲労への耐えやすさが下がります。頭痛や腹痛などの身体症状を伴う場合もあります。

家庭で試したい関わり方

帰宅直後は、質問や予定の確認を重ねるよりも、まず気持ちを切り替える時間を確保しましょう。水分や軽食、静かな場所、好きな活動など、お子さんが落ち着きやすい方法を一緒に探します。

  • 「今日はどうだった?」と急いで聞かず、話したくなったら聞く姿勢を示す
  • 宿題や入浴などは、帰宅直後ではなく、休憩後の見通しを一緒に決める
  • 怒っている最中は説得や反省の話を避け、安全を保ちながら落ち着くのを待つ
  • つらさが比較的少ない時間に、「学校で疲れる場面」を短く確認する
  • 睡眠時刻、食事、帰宅後の様子、身体症状を数週間ほどメモする

癇癪や強い言葉を肯定する必要はありませんが、「困った行動」の前に疲れや不安が積み重なっていないかを見ることが重要です。家族だけで抱え込まず、必要に応じて学校とも情報を共有し、負担を減らす工夫を考えます。

児童精神科に相談する目安

次のような場合は、早めに相談をご検討ください。

  • 帰宅後の不調や癇癪が週に何度も続く
  • 宿題、睡眠、食事、家族関係に大きな影響が出ている
  • 朝の腹痛・頭痛、遅刻、欠席、保健室利用が増えている
  • 「消えたい」「いなくなりたい」などの発言、自傷、強い絶望感がある
  • 発達特性、不安、気分の変化、睡眠の問題が気になる

自傷のおそれがある、死にたい気持ちを具体的に話す、興奮が強く安全を保てない場合は、予約日を待たずに救急医療機関や地域の相談窓口に連絡してください。

和光医院でうかがうこと

診察では、学校と家庭での様子の違い、困り始めた時期、睡眠、食事、身体症状、友人関係、学習面などを確認します。必要に応じて、発達特性や不安・気分の状態を含めて整理し、お子さんとご家族に合った対応を一緒に考えます。診断や治療の必要性は、限られた一場面だけではなく、生活全体の経過を踏まえて慎重に判断します。

よくある質問

Q. 学校で問題がないと言われるなら、受診は必要ありませんか?

A. 学校で表面上は頑張れていても、家庭で強く崩れ、本人や家族の生活に支障が出ている場合は相談の対象になります。学校と家庭の両方の情報をもとに考えることが大切です。

Q. 家で荒れるとき、厳しく注意した方がよいですか?

A. 危険な行為や人を傷つける行為には境界を示す必要があります。一方、疲れや不安が高まっている最中の叱責は、さらに興奮を強めることがあります。まず安全と落ち着く時間を確保し、振り返りは穏やかな時に行いましょう。

Q. ASDやADHDがあると、必ず帰宅後に荒れますか?

A. 必ず起こるものではありません。発達特性のあるお子さんでも、環境や支援が合うことで負担を減らせる場合があります。反対に、特性がなくても不安や疲労で同様の状態になることがあります。

ご相談・ご予約について

学校では頑張れているように見えるのに、家でつらさがあふれている場合も、お子さんなりの理由があるかもしれません。名古屋市千種区・茶屋ヶ坂で、子どもの学校生活、放課後の疲れ、不安、睡眠、発達特性について相談したい方は、和光医院へご相談ください。

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