学校のプリントを親に渡せない・連絡帳を出せない子どもへ|「隠している」と責める前に整理したい背景と相談の目安【名古屋市千種区・茶屋ヶ坂】
和光医院への受診・相談を検討されている方へ
初診は LINEで予約 / 電話 052-712-1777。心理検査・カウンセリングの予約は電話でご相談ください。
初診・再診・心理相談の予約案内。WEB問診の送信だけでは予約になりません。

学校からのプリントをかばんの底に入れたままにする、連絡帳を見せない、提出期限が過ぎてから保護者に知られる――このようなことが続くと、「なぜ渡さないの?」「隠しているの?」と心配になり、家庭で言い合いになることもあります。
しかし、プリントを渡せないことは、単純な反抗や怠けだけで決めつけられるものではありません。帰宅時には疲れ切っていて行動を切り替えにくい、複数の手順を頭の中で保ちにくい、注意を受けることが怖くて後回しにするなど、学校生活での困りごとが表れている場合があります。
名古屋市千種区・茶屋ヶ坂の和光医院では、児童精神科・精神科・心療内科として、学校生活に伴う不安、発達特性、睡眠や気分の不調を含めて相談をお受けしています。
「渡さない」ではなく「渡せない」ことがある背景
帰宅後に気が抜け、手順が止まってしまう
学校で緊張を続けた子どもは、帰宅後に気力が落ち、かばんを開けること自体が負担になることがあります。プリントを出す、保護者に声をかける、返事を書く、翌日に持ち帰るという一連の作業は、小さく見えても複数の段階があります。疲労や睡眠不足が重なると、最後まで進めにくくなることがあります。
忘れやすさや整理の苦手さが関係する場合
かばんの中でプリントが他の教材に紛れる、渡そうと思っていたのに別のことへ注意が移る、期限を実感しにくいといった困り方は、注意や実行機能の特性と関係することがあります。ADHDがあると必ず起こるわけではなく、この様子だけで診断はできません。ただし、忘れ物、宿題、身支度、時間管理などにも同様の困難が続く場合は、生活全体を整理する意味があります。
叱られる不安から見せられなくなる
テスト結果、持ち物の不足、提出遅れなどをきっかけに、「見せたら怒られる」「がっかりされる」と感じると、渡すことを先延ばしにすることがあります。先延ばしにするほど伝えづらくなり、さらに隠すように見えるという悪循環になりがちです。失敗への不安が強い子ども、ASDの特性から予定変更や曖昧な指示を負担に感じやすい子どもでも、似た状況がみられることがあります。
家庭で試したい対応
最初に「出せなかった理由」を一緒に探す
見つけた直後に問い詰めると、子どもは防御的になりやすくなります。「渡すのを忘れた?」「出すのが面倒だった?」「見せるのが心配だった?」など、答えやすい選択肢を使い、責めずに確認してみましょう。理由をうまく言葉にできないこともあります。その場合も、すぐに意図的な隠し事と判断しないことが大切です。
仕組みを一つに絞って見える化する
玄関や机の近くに「学校からのものを入れる場所」を一つだけ決め、帰宅後の流れを短くします。例えば、かばんを置く→プリントを専用ボックスに入れる、までにとどめます。保護者が毎日決まった時間にボックスを見る方法なら、子どもがその場で説明する負担も減らせます。ルールを増やしすぎず、数日から一週間単位で続けられる形を探しましょう。
学校との情報共有では、責めない支援を依頼する
家庭だけで対応が難しいときは、担任や養護教諭などに、家庭へ渡す書類で困りやすいことを共有する選択肢があります。連絡物をファイルにまとめる、渡す際に本人と確認する、重要な期限を分かりやすく示すなど、学校でできる工夫を相談できる場合があります。本人の恥ずかしさに配慮し、どのように伝えるかを子どもと一緒に考えることも重要です。
児童精神科に相談を考えたい目安
プリントの管理だけでなく、朝の支度が進まない、宿題に取りかかれない、忘れ物や提出遅れが繰り返される、学校の話題になると強く不安が高まる、眠れない、登校しぶりがあるといった状態が続くときは、背景を整理するために相談をご検討ください。
児童精神科では、困りごとの始まった時期、家庭と学校での様子、睡眠、気分、不安、発達特性などを丁寧にうかがいます。診断名を急いで決めるのではなく、本人がつまずきやすい場面を整理し、家庭や学校で取り得る対応を一緒に考えます。
よくある質問
Q. プリントを隠していたら、嘘をついたことを厳しく注意すべきですか?
A. 約束や期限を確認することは必要ですが、最初に強く叱ると「次はもっと隠そう」となることがあります。なぜ見せにくかったのかを確認し、再発しにくい仕組みを整えることを優先しましょう。
Q. ADHDやASDが原因なのでしょうか?
A. プリントを渡せないことだけで、ADHDやASDとは判断できません。不安、疲れ、睡眠不足、学校での対人関係、環境とのミスマッチなど、さまざまな要因が考えられます。他の困りごとも含めて継続的にみることが大切です。
Q. 学校へ相談する前に、家庭で改善させるべきですか?
A. 家庭だけで抱え込む必要はありません。困り方が続く場合は、早めに学校と情報を共有することで、本人の負担を減らせることがあります。伝える内容や配慮の相談先に迷う場合も、受診時にご相談ください。
初診は公式サイトのLINE初診予約または電話 052-712-1777。再診は電話または公式予約システム(チェック・オン)。WEB問診の送信だけでは予約は確定しません。
困りごとに合う相談ページへ
お子さま・保護者の相談
不登校・学校に行きづらい / 子どもの発達・ADHD・ASD / 子どもの睡眠 / 子どもの不安 / 保護者・家族の相談
大人の精神科・心療内科相談
心理士による支援
初診・再診・心理相談の予約
初めての診察はLINEまたは電話でご予約ください。カウンセリング・心理検査の予約は電話でご相談ください。
WEB問診は予約後の事前入力です。送信だけでは予約になりません。予約枠・費用は受付へご確認ください。
受診される方へ
初めて受診される方
当院は予約制をとっておりますが、初診の場合は若干のお時間をいただくこととなり、お待ちいただくことがあります。スムーズにご案内する為に、WEB問診のご利用をおすすめいたします。
WEB問診はこちら >
初診予約はLINEまたはお電話にてお願いします。
再診される方
お電話もしくは予約システム(チェック・オン)から予約を取ることもできます。予約の変更や取り消しをご希望の場合には、診療時間内に受付にお電話いただくか、予約システムから変更・取り消しを行ってください。
パソコン・携帯から簡単にご予約できます。
和光医院 診療時間のご案内
【診療時間】
午前 9:00〜13:00
午後 15:00〜18:00
土曜 9:00〜14:00
【休診日】 日・祝日
患者様へのご案内
- 明細書について:当院では、療養費規則に基づき明細書の発行を無料で行っています。
- 一般名による処方について:後発医薬品が存在する場合は、商品名ではなく一般名(有効成分名)で処方することがあります。
- 医療情報の活用について:当院では、安心な医療を提供する為、オンライン資格確認や電子処方箋データ等の情報を活用して診療を行っています。