名古屋市千種区 児童精神科のカウンセリング・精神科・心療内科 名古屋市千種区 児童精神科のカウンセリング・精神科・心療内科 和光医院

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2024.09.29ブログ

精神科の症状のように見えて、そうでないこともある、名古屋の児童精神科医が解説

精神科の症状のように見えて、そうでないこともある、名古屋の児童精神科医が解説

 

こんにちは、名古屋市千種区 児童精神科専門クリニック、医療法人永朋会 和光医院、加藤晃司です。

 

今回は、精神科の症状のように見えて、そうでないこともある、について解説します。

 

やる気がでない、集中力が続かない、気分が落ち込む、記憶力がおちた、疲れやすい、寝れない、漠然とした不安がある、などなど、精神科にはさまざまな主訴で来院されます。

 

しかしそれらがすべて精神症状で説明できるかといったらそうではありません。

 

人間そんな簡単なものではありません

 

精神科にいったほうがいいかなと思ってきただけで、そのすべてが精神科的な症状であることはほとんどありません

 

ですが一度精神科での治療がスタートすると、そのすべてを心の問題、精神症状が原因と、思考は固定化されていくことが多いです。

 

すべては混在している、というのが多くの方の平均的な状態だと思います。

 

 

ストレスや悩みをかかえていると、細胞レベルでもダメージが発生します。脳細胞だけでなく、内臓も含めた体全体の細胞がやられます。

 

なんとなく頭もすっきりしないし、体もだるい、という状態になります。

 

こういうものに対し精神科の内服はあまり効果がありません。脳の神経伝達物質を調整することはできますが、それは脳だけに過ぎず、むしろそれ以外の箇所では副作用の影響がでます。

 

細胞レベルでのダメージに対しては、再生医療から開発されたエクソソーム、NMNのような治療の方が、効果的だと思います。

脳だけに関していえば、TMS治療も同じです。

 

再生医療を精神科治療に取り入れてから、多くの患者さんに利用してもらいました。その結果をみていると、精神科内服が効いていた部分と、そうでなかった部分、むしろ副作用だった可能性のかる部分、がみえてきました。

 

精神科の内服もうまく使いこなす必要はありますが、困っている症状すべてを内服で改善させようとすると、薬が増えますし、副作用の方が目立ちます。

へたに薬を使いすぎると、低い状態で変に安定してしまう、ことが多いです。

 

カウンセリングもある程度状態がよくなってからでないと、自分自身に向き合う元気もないときにやっては逆効果です。

 

固定概念というのは、無意識で発生しているものです。治療者側もその罠にはまることはあります。

 

治療も視野を広くもって、やれることから順次やっていく、ことが重要です。

 

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子どものためのメンタルクリニック

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Mental Health Symptoms That May Not Be What They Seem: Explained by a Child Psychiatrist in Nagoya

 

Hello, this is Koji Kato, a child psychiatrist at Wako Clinic, a specialized child psychiatry clinic in Chikusa Ward, Nagoya City.

 

Today, I’d like to discuss the topic: What seems like psychiatric symptoms may not always be so.

 

Patients often visit psychiatric clinics with complaints such as lack of motivation, inability to concentrate, feelings of depression, poor memory, fatigue, trouble sleeping, and vague anxiety. However, not all of these symptoms can always be explained by psychiatric conditions.

 

Human beings are not that simple.

 

Many people think that just because they feel these symptoms, they must visit a psychiatrist, but in reality, it is rare for all of these symptoms to be purely psychiatric in nature.

 

Once psychiatric treatment begins, there’s a tendency to fixate on the idea that all symptoms are due to mental health issues. This way of thinking becomes entrenched.

 

For many people, these symptoms are often a mix of various factors.

 

When we’re stressed or troubled, damage occurs even at the cellular level. Not just brain cells, but the entire body, including internal organs, is affected. This can lead to a state where the mind feels cloudy and the body feels sluggish.

 

In such cases, psychiatric medications may not be very effective. While they can adjust neurotransmitters in the brain, they often only target the brain and may cause side effects elsewhere in the body.

 

To address damage at the cellular level, treatments like exosomes and NMN from regenerative medicine may be more effective. For the brain specifically, TMS (Transcranial Magnetic Stimulation) can also be beneficial.

 

After incorporating regenerative medicine into psychiatric treatments, I’ve seen many patients benefit. By observing the outcomes, I can now see the areas where psychiatric medications were effective, where they weren’t, and where the side effects may have actually caused problems.

 

It’s important to use psychiatric medications skillfully. However, trying to resolve all issues with medications often leads to an increase in prescriptions, which in turn can lead to more noticeable side effects. Over-reliance on medications can sometimes stabilize patients in a suboptimal state.

 

Counseling, too, should be timed appropriately. If a patient is not yet in a state where they can face themselves, counseling can be counterproductive.

 

Fixed ideas often operate subconsciously. Even healthcare providers can fall into this trap.

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