名古屋市千種区 児童精神科のカウンセリング・精神科・心療内科 名古屋市千種区 児童精神科のカウンセリング・精神科・心療内科 和光医院

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2024.12.30ブログ

子どもでも大人でも、ADHD内服はうまく使いこなせばいい、名古屋の児童精神科医が解説

子どもでも大人でも、ADHD内服はうまく使いこなせばいい、名古屋の児童精神科医が解説

 

こんにちは、名古屋市千種区 児童精神科専門クリニック、医療法人永朋会 和光医院、加藤晃司です。

 

今回は、子どもでも大人でも、ADHD内服はうまく使いこなせばいい、について解説します。

 

精神科の内服は診断名がつくほどひどくないのに使うと、副作用の方が目立つことが多いですし、例えばもしパニック障害と診断がついたとしても、パニック障害の保険適応がとおっている薬がそれほど効果がないこともあります。

 

 

そんな中、ADHDの内服は割と効果が出やすいですし、副作用とのバランスも許容範囲です。

 

内服してすぐに効果が発現し、1日以内で効果のなくなる、コンサータやビバンセのような薬もあります。

 

そういうものであれば、使う日と使わない日を作ることもでき、使い勝手がいいですし、効果があるのか、副作用がどうなのかも1-2回試したらすぐにわかります。

 

もちろん長期的に使用することで改善してくる症状もありますが、どんな感覚なのかをテストできるというのは悪いことではありません。

 

特にADHDは生まれつきの症状ですから、多動、衝動、不注意は年齢とともに移り変わっていくとはいえ、不注意は確実に最初から存在しています。それを不注意だと認識できるかどうか、だけです。あるものは、ずっとある。

 

となると、不注意という症状は、本人にはずっとはりついているので、不注意がない自分を想像することはできません。

 

ただの自分の努力不足だと思い続けてきたことのなかに、不注意がかなり悪い影響を与えているものがあるかもしれません。

 

内服を使うことで不注意が改善されれば、何が自分にとって症状だったのか、理解することができます。

 

それは肩の荷がありるという感覚になることもあるでしょう。

 

過去の自分を責め続けてきた人によってはそれも救いとなります。

 

そしてこれから先の人生、劇的に変わる、可能性もあります。

 

だから私はADHDに関しては、いったん治療をしてみて、使うかどうかを決めればいいんじゃないか、と提案するようにしています。

 

ADHD薬は、そういう意味ではほんとうによくできた内服だと思います。

コロナワクチンもそうですが、新しい薬を開発してくれる世界の天才たちに感謝しかありません。

 

だからこそ、的確に診断し、きちんとメリットデメリットを伝えていくのが自分たち現場の役割だと思っています。

 

ADHDはまだまだ見逃されていて、ほかの症状を治療されて改善していってないケースをよくみかけます。

 

当院では大人のADHDの診断治療も行っています。

 

もしかしたらとそうかも程度でも調べることですっきりするかもしれません。

 

お悩みのことがあれば、当院へご相談ください。

 

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子どものためのメンタルクリニック

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ADHD Medication: Beneficial for Both Children and Adults When Used Properly

By Koji Kato, Wako Clinic, Nagoya

 

ADHD (Attention Deficit Hyperactivity Disorder) medication can be highly effective for both children and adults when used appropriately. Unlike other psychiatric treatments, where medication might show limited benefits or more pronounced side effects, ADHD medications often offer noticeable improvements with manageable side effects.

 

Why ADHD Medications Work Well

Fast Onset and Short Duration

Medications like Concerta and Vyvanse take effect quickly and wear off within a day. This allows users to:

 

Experiment on specific days to see the effects and side effects.

Decide when and how often to use the medication, based on daily needs.

Recognizing Long-Standing Symptoms

 

ADHD symptoms such as inattention, hyperactivity, and impulsivity often exist from birth, adapting as the individual ages.

For many, inattention has always been part of their life, making it difficult to identify its negative impacts without treatment.

Using medication can help individuals understand what life without these symptoms feels like, allowing them to differentiate between personality traits and ADHD-related difficulties.

Transformative Potential of Medication

Immediate Impact

 

For many, the first experience of improved focus or reduced impulsivity is revelatory.

Medication may help individuals realize that what they perceived as personal shortcomings were symptoms of ADHD.

Emotional Relief

 

Understanding ADHD’s role in past struggles can alleviate self-blame and offer psychological relief.

For those burdened by years of perceived failure, this can be profoundly therapeutic.

Long-Term Benefits

 

ADHD treatment can drastically improve productivity, relationships, and self-esteem, offering a new perspective on life and opportunities for growth.

Using ADHD Medication Effectively

Trial and Adaptation

 

Testing medication under a doctor’s guidance helps determine its suitability and any side effects.

Short-acting medications offer flexibility, enabling use only when needed (e.g., during workdays or study sessions).

Understanding Medication’s Role

 

Medications are not cures but tools to manage symptoms.

When combined with behavioral strategies and lifestyle adjustments, they can maximize benefits.

ADHD Diagnosis in Adults

Many adults with ADHD go undiagnosed, with their symptoms misattributed to other conditions or personal failings.

Effective diagnosis and treatment can address longstanding challenges and improve quality of life.

A Balanced Perspective on ADHD Medication

While ADHD medications are highly effective, it’s crucial to ensure accurate diagnosis and a clear understanding of the benefits and risks. Clinicians play a vital role in guiding patients through this process.

 

If you suspect ADHD in yourself or a loved one, even just slightly, seeking a professional evaluation can offer clarity and relief.

 

At Wako Clinic, we specialize in diagnosing and treating ADHD in both children and adults. Don’t hesitate to consult us if you have any concerns or questions. Let us help you take the first step toward a clearer and more manageable life.

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