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チックの診断と治療について
チックの診断と治療について
名古屋市千種区 児童精神科専門クリニック
和光医院
「まばたきが増えた」
「急に変な声を出すようになった」
「クセなのか病気なのか分からない」
こうした症状は、チック症の可能性があります。
チックは子どもに比較的よく見られる症状であり、適切に理解することがとても大切です。
1. チックとは?
チックとは、自分の意思とは関係なく出てしまう動きや声のことです。
● 運動チック
✔ まばたき
✔ 首振り
✔ 顔をしかめる
✔ 肩をすくめる
● 音声チック
✔ 咳払い
✔ 鼻を鳴らす
✔ 「んっ」と声を出す
● 特徴
- 短時間で繰り返す
- 緊張すると増える
- 集中していると減ることがある
2. チックの原因
チックは「癖」ではなく、**脳の働きの問題(神経発達症)**と考えられています。
関係する要因は
✔ 神経回路のアンバランス
✔ ドーパミン系の関与
✔ 遺伝的要素
✔ ストレス(悪化因子)
ストレスが原因ではありませんが、悪化のきっかけになることはあります。
3. チックの診断
診断は主に問診と経過から行います。
● 一過性チック
→ 1年以内に消失
→ 最も多いタイプ
● 慢性チック
→ 1年以上続く
→ 運動または音声どちらか
● トゥレット症候群
→ 運動チック+音声チック
→ 1年以上持続
4. よくある誤解
❌ 注意すると治る
❌ やめさせればよい
👉 実際は逆で、注意すると悪化することが多いです。
5. 治療の基本
最も重要なのは
👉 過度に気にしない環境を作ること
● 環境調整
✔ 指摘しない
✔ 無理にやめさせない
✔ 安心できる環境
● 心理療法(行動療法)
症状が強い場合
- ハビットリバーサルトレーニング(HRT)
- CBIT(包括的行動介入)
● 薬物療法
日常生活に支障がある場合に検討します。
✔ アリピプラゾール
✔ リスペリドン など
※必要なケースのみ使用します。
6. ADHD・ASDとの関係
チックのあるお子さんでは
✔ ADHD
✔ ASD
を合併することもあります。
その場合は、全体としての評価と治療が重要です。
7. 受診の目安
✔ 3か月以上続く
✔ 症状が増えている
✔ 学校生活に支障
✔ 本人が困っている
✔ 周囲が気にしてしまう
8. まとめ
チックは
✔ よくある発達特性のひとつ
✔ 多くは自然に軽快する
✔ 無理に止めると悪化する
適切な関わり方がとても重要です。
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