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ビバンセがADHD治療で最初から使用可能に! ~治療選択肢が広がったADHD薬物療法について~
ビバンセがADHD治療で最初から使用可能に!
~治療選択肢が広がったADHD薬物療法について~
名古屋市千種区の児童精神科専門クリニック 和光医院
2025年から2026年にかけて、ADHD(注意欠如・多動症)の薬物療法において大きな変化がありました。
これまでADHD治療薬である**ビバンセ®(一般名:リスデキサンフェタミン)**は、一定の条件を満たした場合にのみ使用できる薬でした。
しかし現在は、適応や使用条件の見直しにより、ADHDの診断後に初回治療薬として選択できるケースが増えています。
今回は、ビバンセとはどのような薬なのか、従来との違い、期待される効果や注意点について詳しく解説します。
ADHDとは?
ADHD(注意欠如・多動症)は、
- 不注意
- 多動性
- 衝動性
を特徴とする神経発達症です。
具体的には、
不注意
- 忘れ物が多い
- 集中が続かない
- 宿題を最後までできない
多動性
- 落ち着いて座れない
- じっとしていられない
衝動性
- 順番が待てない
- 思ったことをすぐ口にする
などの症状がみられます。
ADHD治療薬にはどんな種類がある?
現在日本で使用される主なADHD治療薬は、
中枢神経刺激薬
- コンサータ®(メチルフェニデート)
- ビバンセ®(リスデキサンフェタミン)
非刺激薬
- ストラテラ®(アトモキセチン)
- インチュニブ®(グアンファシン)
があります。
ビバンセとは?
ビバンセは中枢神経刺激薬に分類されます。
脳内の
- ドーパミン
- ノルアドレナリン
を増やすことで、
改善が期待できる症状
- 集中力低下
- 不注意
- 衝動性
- 多動性
を改善します。
ビバンセの特徴
効果発現が比較的早い
服用後比較的早く効果が現れることが多く、
服薬当日から変化を感じる方もいます。
効果が長時間持続
個人差はありますが、
約10〜14時間程度効果が持続するとされています。
そのため、
- 学校
- 放課後活動
- 塾
までカバーしやすい特徴があります。
プロドラッグ製剤
ビバンセは体内で代謝されて初めて有効成分になります。
そのため、
急激な薬効変動が少なく、安定した効果が期待できます。
今回何が変わったの?
これまでは実質的に、
- 他剤治療歴
- 一定の治療経過
などが考慮されることが多く、
最初から選択しにくい状況がありました。
しかし現在は、
ADHDと診断された患者さんに対して、症状や生活状況に応じて初回治療薬の選択肢として検討できるようになりました。
その結果、
患者さんごとにより適した薬剤を選択しやすくなっています。
ビバンセが向いている可能性のあるケース
不注意が強い
- 授業に集中できない
- 宿題が進まない
コンサータが合わなかった
- 効果が不十分
- 副作用が強かった
長時間効果が必要
- 放課後活動が多い
- 塾がある
衝動性が強い
- 感情コントロールが難しい
- 思いつき行動が多い
副作用について
多くは軽度ですが、
よくみられる副作用
- 食欲低下
- 不眠
- 頭痛
- 腹痛
- 動悸
などがあります。
特に開始初期は食欲低下がみられることがあります。
成長への影響は?
刺激薬全般で、
- 身長
- 体重
への影響が指摘されています。
そのため、
定期的に
- 身長
- 体重
- 血圧
- 脈拍
を確認しながら治療を行います。
薬だけで治療するの?
ADHD治療は薬だけではありません。
重要なのは、
- 環境調整
- 学校との連携
- 保護者支援
- 心理教育
です。
薬物療法はその一部に過ぎません。
和光医院でのADHD診療
和光医院では、
- ADHD
- ASD
- 学習障害(SLD)
- チック症
- 不登校
- 起立性調節障害
などを総合的に診療しています。
お子さま一人ひとりの症状や生活状況に合わせて、
- コンサータ
- ビバンセ
- ストラテラ
- インチュニブ
などを適切に選択しています。
まとめ
ビバンセはADHD治療に用いられる中枢神経刺激薬です。
近年、初回治療薬として選択しやすくなったことで、ADHD治療の選択肢が広がりました。
- 集中力低下
- 不注意
- 多動性
- 衝動性
の改善が期待できる一方で、副作用や成長への影響についても定期的な評価が必要です。
和光医院では、児童精神科専門クリニックとして、お子さま一人ひとりに合わせたADHD診療を行っています。
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