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子どもに起こる解離性障害とは?原因・症状・治療を児童精神科専門クリニック・和光医院が詳しく解説|名古屋市千種区
子どもに起こる解離性障害とは?原因・症状・治療を児童精神科専門クリニック・和光医院が詳しく解説|名古屋市千種区
「急に別人のようになる」「記憶がぽっかり抜ける」「ぼーっとして名前を呼んでも反応しない」——お子さんにこのような症状が見られたら、解離性障害の可能性があります。名古屋市千種区の児童精神科専門クリニック・和光医院が、子どもの解離性障害について原因・症状・診断・治療まで、保護者の方にわかりやすく詳しく解説します。
目次
- 解離性障害とは何か
- 子どもの解離はなぜ起こるのか(原因・背景)
- 解離性障害の種類
- 子どもの解離性障害に多い症状・サイン
- 解離と「ふつうのぼーっとした状態」の違い
- 解離性障害の診断基準
- 子どもの解離性障害に多い併存疾患
- 治療の基本的な考え方
- 治療法の詳細(心理療法・薬物療法)
- 家庭でできるサポートと関わり方
- 学校との連携
- 治療の経過と予後
- よくある質問(FAQ)
- 和光医院での診療について
1. 解離性障害とは何か
**解離(かいり、Dissociation)**とは、本来ひとつにつながっているはずの意識・記憶・感情・行動・身体感覚などが、切り離されてバラバラになってしまう状態のことです。
解離は、もともと人間に備わっている心理的な防衛メカニズムです。耐えられないほど強いストレスやトラウマにさらされたとき、心が自分を守るために「その体験を意識から切り離す」という反応を起こします。
たとえば、交通事故の瞬間に恐怖を感じなかった、虐待の記憶がある時期だけすっぽり抜けている、といった経験は解離の一例です。このような反応は一時的であれば正常な範囲ですが、それが慢性化・固定化して日常生活に大きな支障をきたすようになった状態が「解離性障害」です。
子どもの解離は大人と何が違う?
子どもは大人に比べて心理的な柔軟性(解離しやすさ)が高いため、ストレスやトラウマに対して解離という反応を起こしやすいと言われています。一方で、子どもの解離症状は大人のものより多様で分かりにくく、「ぼーっとしている」「集中力がない」「うそをついている」などと誤解されやすいのが特徴です。
また、子どもの場合は解離症状が遊びや空想の延長線上に現れることがあり、保護者や学校の先生が「いつもの子どもらしい行動」として見過ごしてしまうこともあります。
2. 子どもの解離はなぜ起こるのか(原因・背景)
解離性障害の最大の背景は**心理的トラウマ(外傷体験)**です。ただし、原因は一つではなく、複数の要因が重なって生じることが多いです。
主な原因・リスク因子
身体的・性的・心理的虐待 子ども期の虐待体験は、解離性障害の最も強いリスク因子のひとつです。特に継続的な虐待(慢性的トラウマ)は、解離症状を慢性化・複雑化させます。
家庭環境の問題 家庭内暴力(DV)の目撃、親の精神疾患、ネグレクト(育児放棄)、親との分離・喪失体験なども解離のリスクを高めます。
いじめ・学校でのトラウマ体験 長期間にわたるいじめ、仲間外れ、暴力被害なども、慢性的なトラウマとして解離の引き金になりえます。
事故・災害・医療的処置 交通事故、自然災害、手術・入院などの急性のトラウマ体験も原因になります。
気質・神経発達特性 生まれつき感受性が高い気質(過敏型気質)や、ASD(自閉スペクトラム症)・ADHD(注意欠如多動症)などの神経発達特性がある子どもは、環境へのストレス反応として解離が生じやすいとされています。
愛着(アタッチメント)の問題 乳幼児期の養育者との安定した愛着関係が築けなかった場合、解離のリスクが高まることがわかっています。
トラウマがなくても解離は起こる?
解離性障害のすべてにトラウマ体験があるわけではありません。遺伝的な素因、神経発達特性、慢性的なストレス環境などが重なることで、明確なトラウマがなくても解離が生じることがあります。「うちの子は虐待なんて受けていない」と感じていても、子どもが解離症状を示している場合は専門家への相談をお勧めします。
3. 解離性障害の種類
解離性障害はDSM-5(米国精神医学会の診断基準)において主に以下の種類に分類されています。
解離性同一症(DID:Dissociative Identity Disorder)
かつて「多重人格障害」と呼ばれていた疾患です。2つ以上の異なる人格状態(交代人格)が存在し、それぞれが意識・記憶・行動・感情において独立した特性を持ちます。人格交代が起こると、別の人格が行動した時間の記憶がなくなる(健忘)ことがあります。
子どもの場合、人格交代の際に「声のトーンや話し方が全く変わる」「名前を変える」「全く異なる好みや行動を示す」などの形で現れることがあります。
解離性健忘(Dissociative Amnesia)
個人的な経験・情報についての記憶が失われる状態です。特定のトラウマ体験の記憶だけが抜けるもの(局所性健忘)から、人生の重要な期間丸ごとが思い出せないもの(全般性健忘)まで幅広い形があります。
子どもでは「昨日何をしたか覚えていない」「学校でのことを全部忘れている」という形で親に気づかれることがあります。
離人感・現実感消失症(DPDR:Depersonalization/Derealization Disorder)
自分の身体や思考から切り離されたような感覚(離人感)、または**周囲の世界が夢や霧の中にいるように感じる感覚(現実感消失)**が持続的に生じる状態です。
子どもは「自分がロボットみたい」「ガラスの向こうから世界を見ているみたい」「自分の声が遠くから聞こえる」などの表現をすることがあります。
特定不能の解離症(OSDD)・他の解離症
上記のいずれにも完全には当てはまらないが、解離症状が認められる状態です。子どもの解離性障害では、このカテゴリに該当するケースも少なくありません。
4. 子どもの解離性障害に多い症状・サイン
子どもの解離性障害の症状は多彩で、日常的な行動として現れることが多いため注意が必要です。
意識・記憶に関する症状
- 名前を呼んでも反応しない、急にぼーっとする(トランス状態)
- 自分がやったことを覚えていない(記憶の空白)
- 学校での出来事をまったく覚えていない
- 「やった」「行った」ことを全く知らないと主張する(うそをついているように見える)
- 夢と現実の区別がつきにくい
行動・人格に関する症状
- 急に別人のように振る舞いが変わる
- 年齢よりも幼い行動をする(退行)
- 普段と全く異なる声のトーン・話し方になる
- 別の名前で呼ばれることを主張する
- 自分がしたことを「自分じゃない誰かがやった」と言う
- 「頭の中で声が聞こえる」(内部の声、交代人格の声)
身体症状
- 痛みを感じない(無感覚)、または逆に過剰に痛みを感じる
- 身体の一部が動かない・感覚がない(神経学的な異常がないのに)
- 突然倒れる・けいれん様の動き(解離性けいれん・機能性神経症状)
- 嘔気・腹痛・頭痛などが繰り返す(心因性身体症状)
感情・感覚に関する症状
- 感情が平坦になる(感情の麻痺)
- 「自分がロボットみたい」「体から浮いているみたい」などの訴え
- 強いストレスを感じているはずなのに平然としている
- 急激な感情の変化(突然泣き出す・怒り出す)
行動上のサイン(外から見えやすいもの)
- 自傷行為(切る・打つ)—解離状態中に行われることがある
- 突然走り出す・暴れるなどの制御困難な行動
- 特定の場所・人・物への強い恐怖反応
- 食欲の急激な変化
- 睡眠の乱れ・悪夢・夜驚症
5. 解離と「ふつうのぼーっとした状態」の違い
子どもが「ぼーっとする」こと自体は日常的にあることですが、病的な解離とはどう違うのでしょうか。以下のポイントが参考になります。
| 比較項目 | ふつうの「ぼーっと」 | 病的な解離 |
|---|---|---|
| 持続時間 | 短時間(数秒〜数分) | 長時間・繰り返す |
| きっかけ | 眠い・疲れている | 特定のストレス・トラウマ刺激 |
| 回復 | 声をかければすぐ戻る | 呼びかけに反応しない・戻るのに時間がかかる |
| 記憶 | ぼーっとしていたことを覚えている | その間のことを覚えていない |
| 日常への影響 | ほとんどない | 学校・家庭生活に支障が出る |
| 身体症状 | ない | 身体症状を伴うことがある |
「いつもと様子が違う」「記憶が抜けているようだ」という感覚をお持ちの場合は、早めに専門家に相談することをお勧めします。
6. 解離性障害の診断基準
診断はDSM-5(精神疾患の診断・統計マニュアル第5版)またはICD-11(国際疾病分類第11版)に基づいて行われます。
診断においては以下のプロセスが重要です。
問診・生育歴の聴取 子どもの発達歴・家庭環境・トラウマ体験・症状の経過・学校生活などについて詳しく聴取します。
心理検査 解離症状の評価には**解離体験尺度(DES:Dissociative Experience Scale)や子ども用解離チェックリスト(CDC:Child Dissociative Checklist)**などが使用されます。
身体的・神経学的評価の除外 てんかん発作・脳腫瘍・代謝疾患など、解離に似た症状を引き起こす身体疾患を除外するための検査(脳波・画像検査など)が必要な場合があります。
多面的なアセスメント 子ども本人の面接に加え、保護者・学校の先生など複数の関係者から情報を収集し、総合的に診断します。
7. 子どもの解離性障害に多い併存疾患
解離性障害は単独で生じることよりも、他の精神疾患と併存するケースが非常に多いです。
- PTSD(心的外傷後ストレス障害):トラウマ体験を持つ子どもの多くに併存します
- うつ病・抑うつ状態:無気力・希死念慮が現れることがあります
- 不安障害(全般性不安症・分離不安症)
- ADHD(注意欠如多動症):不注意症状が解離症状と混同されやすい
- ASD(自閉スペクトラム症):感覚過敏・社会的ストレスが解離を誘発することがある
- 摂食障害
- 自傷行為・自殺念慮
これらの併存疾患を見落とさず、包括的に評価・治療することが重要です。
8. 治療の基本的な考え方
子どもの解離性障害の治療は、**「安全・安定・統合」**という3段階のアプローチを基本とします。
第1段階:安全と安定の確保
まず何より安全な環境を確保することが最優先です。虐待が継続している場合は、その状況の解消(場合によっては児童相談所・学校・警察との連携)が治療の大前提になります。
症状の安定化(感情の調整・安心感の構築)を図りながら、治療関係(治療者との信頼関係)を丁寧に育てていきます。
第2段階:トラウマの処理
安定した状態が確認できてから、トラウマ記憶を安全に処理するための心理療法を行います。この段階は慎重に進める必要があり、不適切な介入は症状を悪化させるリスクがあります。
第3段階:統合と社会復帰
解離していた記憶・感情・自己感覚を統合し、日常生活・学校・社会への復帰を支援します。
9. 治療法の詳細(心理療法・薬物療法)
心理療法
トラウマフォーカスト認知行動療法(TF-CBT)
子どものトラウマ治療において最もエビデンス(科学的根拠)が確立されている心理療法です。トラウマに関連した認知の歪みを修正し、感情調整スキルを身につけながら、トラウマ記憶を安全に処理していきます。保護者への心理教育・スキル指導も同時に行われます。
EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)
眼球運動などの両側性刺激を用いてトラウマ記憶の処理を行う心理療法です。子どもへの適用に関するエビデンスも蓄積されており、解離性障害・PTSDの治療に用いられています。
遊戯療法・表現療法
特に幼い子どもや、言語化が困難な子どもには、遊び・絵・音楽・砂遊びなどを通じた表現療法が有効です。言葉にならないトラウマ体験を安全に表現し、処理するためのアプローチです。
愛着に焦点を当てた療法
愛着の問題が背景にある場合、親子関係の修復・安定した愛着の形成を支援する療法(親子相互交流療法・PCIT など)が行われることがあります。
家族療法
子どもの問題は家族システム全体の問題としても捉える必要があります。家族への心理教育・コミュニケーション支援を行います。
薬物療法
解離性障害に対して特異的な薬物療法(「これを飲めば解離が治る」という薬)は現在のところ存在しません。ただし、以下の症状に対して補助的に薬物療法が行われることがあります。
- うつ症状・不安症状:SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)など
- PTSDの過覚醒・悪夢:プラゾシン・クロニジンなど
- 衝動性・感情調節困難:非定型抗精神病薬を少量使用することがある
- 睡眠障害:睡眠に作用する薬剤
薬物療法はあくまでも心理療法を補助するものであり、薬だけで解離性障害が治るわけではありません。また、子どもへの薬物使用は慎重に行い、効果と副作用を継続的に評価することが重要です。
10. 家庭でできるサポートと関わり方
治療は専門家が行いますが、家庭での関わりが治療の成否に大きく影響します。以下のポイントを参考にしてください。
基本姿勢
安心感を与えることを最優先に 「ここは安全だよ」「あなたのことが大切だよ」というメッセージを言葉と態度の両方で伝え続けることが最も重要です。叱責・批判・否定は症状を悪化させることがあります。
症状を「うそ」「わがまま」と否定しない 記憶がない、別人のようになる、などの症状を「うそをついている」「演技している」と否定することは、子どもの傷つきを深め、治療関係を損ないます。「そういうことが起きているんだね」と受け止める姿勢が大切です。
一貫した日課・ルーティンを保つ 解離症状がある子どもにとって、予測可能で安定した日常は非常に大切なサポートになります。決まった時間に食事・入浴・就寝をする、穏やかな声かけをするなど、生活のリズムを整えましょう。
症状が出たときの対応
落ち着いた声で穏やかに話しかける 解離状態(ぼーっとしている・別人のような状態)のときは、大きな声・強い刺激を与えず、穏やかな声で名前を呼んでください。
グラウンディングの補助 グラウンディングとは、「今ここにいる」という感覚に戻るための技法です。「足が床についているね」「今は安全だよ」「周りに見えるものを教えて」などの声かけが有効です。治療者に具体的な方法を相談してください。
無理に「思い出させよう」としない 記憶の空白を埋めさせようとしたり、トラウマ体験について根掘り葉掘り聞き出そうとすることは、症状を悪化させることがあります。
保護者自身のケアも大切
解離性障害の子どもを育てることは、保護者にとって非常に大きな精神的負担になります。保護者が疲弊・バーンアウトしてしまうと、子どものサポートが難しくなります。かかりつけの専門家・支援機関への相談を積極的に行い、保護者自身も専門的なサポートを受けてください。
11. 学校との連携
解離性障害の子どもが学校生活を送るうえで、担任・養護教諭・スクールカウンセラーとの連携は非常に重要です。
学校に伝えるべきこと
- 解離症状の具体的な現れ方(ぼーっとする・記憶がなくなる・突然行動が変わるなど)
- 症状が出たときの適切な対応(穏やかな声かけ・安心できる場所の確保など)
- トリガー(症状を誘発しやすい刺激)となる可能性がある環境要因
学校側に配慮してほしいこと
- 安心して過ごせる逃げ場(保健室・相談室など)を確保する
- 症状が出たときに責めない・罰しない
- テストや発表などのプレッシャーに対する個別配慮
- いじめ・からかいへの対応
医療機関から学校への情報提供(診断書・連携文書の作成)も、必要に応じて行います。和光医院では、学校・支援機関との連携にも対応しています。
12. 治療の経過と予後
子どもの解離性障害の予後(治療経過・回復の見通し)は、以下の要因によって大きく異なります。
予後が良い傾向にある要因
- トラウマの程度が比較的軽い(単回のトラウマ)
- 安定した家庭環境・支持的な親子関係がある
- 早期に適切な治療を開始できた
- 症状の程度が比較的軽い
治療に時間がかかる傾向にある要因
- 慢性的・複合的なトラウマ体験(特に家庭内虐待)
- 現在も安全でない環境に置かれている
- 複数の精神疾患が併存している
- 重篤な解離症状(解離性同一症・広範囲の健忘など)
治療期間の目安 解離性障害の治療は、数ヶ月から数年にわたることも珍しくありません。「すぐに治る」という見通しで始めると途中で挫折しやすいため、長期的な視野で根気強く取り組むことが大切です。
ただし、子どもは大人よりも回復力(レジリエンス)が高いとされており、適切な支援環境があれば良好な回復が期待できるケースも多くあります。
13. よくある質問(FAQ)
Q. 解離性障害と統合失調症は違いますか?
A. まったく異なる疾患です。解離性障害で「頭の中で声が聞こえる」という症状が現れることがありますが、これは交代人格の声や内部の声であり、統合失調症の幻聴とは性質が異なります。統合失調症は思考・感情・現実認識の障害が主体であり、原因・治療法も解離性障害とは異なります。正確な鑑別診断のためには専門医の評価が必要です。
Q. 子どもが「頭の中に別の人がいる」と言っています。どうすればよいですか?
A. 否定したり「そんなことはない」と言い聞かせたりせず、「そうなんだね、もう少し教えて」と穏やかに受け止めてください。解離性同一症(DID)の可能性も含めて、早めに児童精神科に相談することをお勧めします。
Q. 子どもの解離は「演技」や「注意引き」ではないですか?
A. 解離は意志でコントロールできるものではありません。本人も「なぜそうなるのかわからない」「やめたいのにやめられない」という状態です。演技や注意引きと見なして批判・罰することは症状を悪化させますので、専門家への相談をお勧めします。
Q. 虐待を受けていないのに解離が起きることはありますか?
A. あります。慢性的なストレス・神経発達特性・愛着の問題・気質的な敏感さなどが重なることで、明確なトラウマ体験がなくても解離が生じることがあります。
Q. 解離性障害は治りますか?
A. 適切な治療と支援環境があれば、多くの場合で症状の改善・日常生活の回復が期待できます。特に子どもは大人より回復力が高い傾向があります。ただし治療には時間がかかることが多く、長期的な視野での取り組みが必要です。
Q. 学校に解離のことを伝えるべきですか?
A. 学校での症状対応のために、担任・養護教諭・スクールカウンセラーへの情報共有は非常に重要です。何をどこまで伝えるかは、お子さんの意向・保護者の判断・医療機関のアドバイスをもとに慎重に決めてください。和光医院では学校への連携文書の作成も対応しています。
Q. 自傷行為が見られます。緊急受診が必要ですか?
A. 自傷行為が見られる場合は、早急に専門医に相談してください。解離状態中の自傷は本人が気づかないうちに行われることもあり、危険度が高い場合があります。自殺念慮が疑われる場合は、緊急の精神科受診・救急受診を検討してください。
14. 和光医院での診療について
名古屋市千種区にある和光医院は、児童精神科を専門とするクリニックです。子どもの心の問題に特化した専門的な診療を行っており、解離性障害をはじめとする複雑なトラウマ関連疾患にも対応しています。
当院が大切にしていること
お子さんとご家族が安心して相談できる場所であることを最優先にしています。「こんなことを相談してもいいのかな」という些細な疑問から、深刻なトラウマ・解離の問題まで、どうぞお気軽にご相談ください。
当院での対応内容
- 解離症状・解離性障害の診断・評価
- トラウマ歴・家庭環境・発達特性の包括的アセスメント
- 心理療法(TF-CBT・遊戯療法・表現療法など)
- 薬物療法(必要な場合)
- 保護者へのカウンセリング・心理教育
- 学校・支援機関との連携
- 児童相談所・関係機関との連携(必要に応じて)
こんなお子さん・ご家族はご相談ください
- 急に別人のようになることがある
- 記憶の空白・健忘が繰り返される
- 「頭の中に声が聞こえる」「別の人がいる」と言っている
- ぼーっとして呼びかけに反応しない時間がある
- トラウマ体験(虐待・いじめ・事故など)後から様子がおかしい
- 自傷行為が見られる
- 「うちの子は解離かも」と感じているが、どこに相談してよいかわからない
「もしかして……」と感じたら、まずはご相談ください。早期発見・早期支援が、お子さんの回復の大きな助けになります。
まとめ
- 解離とは、意識・記憶・感情などが切り離されてバラバラになる状態で、強いストレスやトラウマへの心の防衛反応です
- 子どもは大人より解離しやすく、症状が「ぼーっとしている」「うそをついている」などと誤解されやすいです
- 原因はトラウマ体験・家庭環境・愛着の問題・神経発達特性など複数の要因が絡み合っています
- 種類は解離性同一症(DID)・解離性健忘・離人感/現実感消失症などがあります
- 治療は「安全確保→トラウマ処理→統合」の段階的アプローチが基本で、心理療法が中心です
- 家庭での安心感の提供・一貫したルーティン・症状への正しい理解が回復を支えます
- 「もしかして」と思ったら、早めに児童精神科に相談することが大切です
和光医院(名古屋市千種区)児童精神科 お問い合わせ・ご予約はお電話またはウェブ予約にて承っております。
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医療法人永朋会 和光医院
診療科目
児童精神科・精神科・心療内科
発達障害(ASD・ADHD)、不登校、起立性調節障害、不安症、パニック症、チック症、強迫症、うつ症状など、お子さまから成人の方まで幅広く診療しております。
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【休診日】 日・祝日
患者様へのご案内
- 明細書について:当院では、療養費規則に基づき明細書の発行を無料で行っています。
- 一般名による処方について:後発医薬品が存在する場合は、商品名ではなく一般名(有効成分名)で処方することがあります。
- 医療情報の活用について:当院では、安心な医療を提供する為、オンライン資格確認や電子処方箋データ等の情報を活用して診療を行っています。