名古屋市千種区 児童精神科のカウンセリング・精神科・心療内科 名古屋市千種区 児童精神科のカウンセリング・精神科・心療内科 和光医院

診療のご相談・ご予約はお気軽に 052-712-1777 【受付時間】9:00〜18:00 【休診日】日・祝日

ブログ

2026.10.11|

学校のチャイムが苦手で授業に入れない子どもへ|音のつらさを「慣れ」で片づけない工夫と相談の目安【名古屋市千種区・茶屋ヶ坂】

和光医院への受診・相談を検討されている方へ

初診は LINEで予約 / 電話 052-712-1777。心理検査・カウンセリングの予約は電話でご相談ください。

初診・再診・心理相談の予約案内。WEB問診の送信だけでは予約になりません。


学校のチャイムなどの音が苦手な子どもの学校生活を考えるイメージ

秋は学校行事だけでなく、授業の切り替わり、朝の会、掃除、放送など、校内で聞こえる音が増えやすい時期です。「チャイムが鳴る前から耳をふさぐ」「音が鳴ると固まる、泣く、教室から出てしまう」「次のチャイムを心配して授業に集中できない」といった様子に、どう対応すればよいか悩むご家族もいるかもしれません。

音のつらさは、わがままや気合いの不足ではありません。本人にとっては予測できない強い刺激や、危険を知らせる音のように感じられることがあります。無理に慣れさせようとする前に、何がどの程度つらいのかを整理することが大切です。

チャイムがつらくなるときに見られる様子

困り方は子どもによって異なります。音が鳴った瞬間に耳をふさぐ、動悸・吐き気・頭痛を訴える、保健室や廊下へ逃げたくなる、音が鳴る直前から落ち着かなくなる、といった反応が見られることがあります。家では平気でも、教室のざわめきや放送、机や椅子の音が重なる学校でだけ強くつらくなる場合もあります。

「休み時間の終わりを知らせる音」が苦手な子もいれば、「突然大きく鳴ること」や「音が鳴った後に急いで行動しなければならないこと」が負担の子もいます。チャイムそのものだけでなく、切り替え、時間への焦り、集団行動への緊張が重なっていることもあります。

考えられる背景は一つとは限りません

音の感じ方の違い

ASDなどの発達特性がある子どもでは、特定の音を非常に大きく、不快に感じることがあります。ただし、音への敏感さだけでASDと決まるわけではありません。疲労や睡眠不足、体調不良によって、普段より音をつらく感じることもあります。

不安や予期不安

過去に教室で苦しい思いをした、注意された、急いで移動して失敗したなどの経験から、「次のチャイムが鳴ったら困るかもしれない」と身構えることがあります。音への恐怖が強まると、登校前から腹痛や頭痛が出たり、教室に入りにくくなったりすることもあります。

身体の病気との区別も必要です

耳の痛み、聞こえにくさ、耳鳴り、めまい、強い頭痛などがある場合には、耳鼻科や小児科などで身体面の確認が必要になることがあります。急な変化、片側だけの症状、意識が遠のくような症状があるときは、早めに医療機関へ相談してください。

家庭でできる整理と関わり方

まずは「気にしすぎ」と否定せず、「どの音が一番嫌?」「鳴る前と鳴った後、どちらが困る?」と具体的に聞いてみましょう。言葉にしにくい子どもには、学校の一日の中でつらさを0〜10で示してもらう方法もあります。

  • つらい音、場所、時間帯、体調との関係を短く記録する
  • 翌日の予定やチャイムが鳴る場面を、前日に一緒に確認する
  • 帰宅後は静かな時間をつくり、刺激から回復する余白を確保する
  • 耳をふさぐ行動をすぐにやめさせず、安心して過ごせる方法を一緒に探す

市販の耳栓やイヤーマフは、使用する場面によっては周囲の声や緊急時の音が聞こえにくくなることがあります。自己判断で常時使用するのではなく、学校と相談し、短時間・限定的に使うなど、安全面も含めて検討しましょう。

学校に相談するときに伝えたいこと

「チャイムが苦手です」だけでは、学校側が対応を考えにくい場合があります。どの音で、どのような反応があり、何をすると少し落ち着くのかを共有すると、具体的な配慮につながりやすくなります。

例えば、チャイムの少し前に先生が次の活動を予告する、出入口に近い席や静かな場所へ一時的に移動できるようにする、音が鳴った直後の移動を急がせない、保健室等で落ち着く手順を決める、といった方法があります。すべての子どもに同じ方法が合うわけではないため、本人の負担と学校で可能な範囲をすり合わせ、試して見直すことが重要です。

児童精神科へ相談を考える目安

音への苦手さのために登校や授業参加が続けて難しい、睡眠や食欲にも影響している、恐怖やパニックに近い反応がある、発達特性や不安の影響を含めて整理したい場合は、児童精神科への相談をご検討ください。診察では、音への反応だけを切り取らず、学校生活、睡眠、体調、気分、家庭での様子を伺いながら、必要な支援を一緒に考えます。

よくある質問

Q. 家では大きな音を平気に聞いているのに、学校のチャイムだけ苦手なのはなぜですか?

A. 音量だけでなく、突然鳴ること、教室のざわめきと重なること、切り替えを求められることなどが負担になっている場合があります。学校という場面に伴う緊張も影響し得ます。

Q. イヤーマフを使えば解決しますか?

A. 一時的に負担を減らす助けになることはありますが、万能ではありません。聞く必要がある声や緊急時の音への配慮も必要です。使用の目的、時間、場所を学校と共有して検討しましょう。

Q. 受診までに準備できることはありますか?

A. いつから、どの音で、どんな反応があり、学校や家庭で試した工夫とその結果をメモしておくと、状況の把握に役立ちます。

初診は公式サイトのLINE初診予約または電話 052-712-1777。再診は電話または公式予約システム(チェック・オン)。WEB問診の送信だけでは予約は確定しません。


受診される方へ

初めて受診される方

当院は予約制をとっておりますが、初診の場合は若干のお時間をいただくこととなり、お待ちいただくことがあります。スムーズにご案内する為に、WEB問診のご利用をおすすめいたします。
WEB問診はこちら >

初診予約はLINEまたはお電話にてお願いします。

再診される方

お電話もしくは予約システム(チェック・オン)から予約を取ることもできます。予約の変更や取り消しをご希望の場合には、診療時間内に受付にお電話いただくか、予約システムから変更・取り消しを行ってください。

パソコン・携帯から簡単にご予約できます。

和光医院 診療時間のご案内

診療時間のご案内

【診療時間】
午前 9:00〜13:00
 午後 15:00〜18:00 
土曜 9:00〜14:00

【休診日】 日・祝日

患者様へのご案内

  • 明細書について:当院では、療養費規則に基づき明細書の発行を無料で行っています。
  • 一般名による処方について:後発医薬品が存在する場合は、商品名ではなく一般名(有効成分名)で処方することがあります。
  • 医療情報の活用について:当院では、安心な医療を提供する為、オンライン資格確認や電子処方箋データ等の情報を活用して診療を行っています。