診療のご相談・ご予約はお気軽に 052-712-1777 【受付時間】9:00〜18:00 【休診日】日・祝日
ブログ
2026.11.02|

移動教室に間に合わない・教室移動を嫌がる子どもへ|切り替えの苦手さと学校で相談したい配慮【名古屋市千種区・茶屋ヶ坂】

和光医院への受診・相談を検討されている方へ

初診は LINEで予約 / 電話 052-712-1777。心理検査・カウンセリングの予約は電話でご相談ください。

初診・再診・心理相談の予約案内。WEB問診の送信だけでは予約になりません。


移動教室の予定を確認しながら学校生活の準備をする子どものイメージ

「次の教室へ移動できず遅刻してしまう」「移動教室の日だけ朝から嫌がる」「授業が終わっても片づけられず、周りがいなくなってから動き出す」。こうした困りごとは、本人の怠けや意欲だけで説明できるとは限りません。

教室移動には、授業を終える、必要な物を選ぶ、周囲の動きや声の中で移動する、次の場所で気持ちを切り替える、といった複数の作業が短時間に重なります。特に秋から冬にかけては、学校行事や学習内容の増加、疲れの蓄積などにより、これまで何とかできていた移動が負担として表面化することもあります。

移動教室が負担になるときに見られる様子

困り方は子どもによって異なります。例えば、次のような様子が続くことがあります。

  • チャイムが鳴っても作業を終えられず、荷物をまとめるのに時間がかかる
  • 持ち物を何度も確認し、出発できなくなる
  • 廊下の混雑、話し声、すれ違いが苦痛で、移動を避けたがる
  • 理科室や音楽室など、普段と違う場所に行くことを強く嫌がる
  • 移動後に疲れ切り、そのあとの授業へ集中しにくい
  • 遅れたことを注意されるのが怖くなり、学校を休みたがる

一度の遅刻や忘れ物だけで、発達特性や心の病気と決めつけることはできません。一方、困りごとが繰り返され、本人の苦痛、学習への影響、登校しぶりにつながっている場合には、背景を整理することが大切です。

「急げばできる」で終わらない背景

段取り・時間感覚の難しさ

ADHDの特性がある子どもでは、今していることを止める、次に必要な物を選ぶ、時間内に行動するという一連の段取りが難しいことがあります。急かされるほど混乱し、かえって動けなくなる場合もあります。

予定変更や感覚刺激への負担

ASDの特性がある子どもでは、いつもの教室や座席を離れること、見通しが変わること自体に強い負担を感じることがあります。混雑した廊下、チャイム、他の児童生徒との接触などの感覚刺激が重なり、移動中に緊張が高まることもあります。

不安や失敗体験の積み重なり

過去に遅刻を注意された、教室を間違えた、忘れ物をして困ったといった経験が重なると、「また失敗するかもしれない」という不安が強まります。周囲からは小さな出来事に見えても、本人にとっては登校を左右するほど大きな負担になっていることがあります。

家庭と学校で共有しやすい工夫

まずは「なぜできないの」と問い詰めるより、どの場面で止まりやすいのかを具体的に見ていきます。荷物を出す段階なのか、廊下へ出る時なのか、次の教室に入る時なのかで、必要な支援は変わります。

  • 当日の移動教室、持ち物、移動先を短く見える形で確認する
  • チャイム直後ではなく、少し前から片づけを始めることを学校と相談する
  • 必要な教材を前日や休み時間に準備できるようにする
  • 混雑が強い場合は、短時間早く出る、または人の流れが落ち着いてから移動する方法を検討する
  • 移動先の座席や入室方法をあらかじめ決め、見通しを持ちやすくする
  • 遅れた理由を本人だけに説明させず、担任など決まった窓口と情報を共有する

配慮は特別扱いではなく、学習や学校生活に参加しやすい条件を整えるための方法です。本人の負担を減らしながら、できる手順を一緒に増やしていく視点が役立ちます。

児童精神科に相談する目安

移動教室の困りごとに加えて、朝の腹痛や頭痛、不眠、強い不安、欠席の増加、授業への参加困難、家庭での強い疲労や怒りっぽさが見られる場合は、早めに相談をご検討ください。診察では、学校での場面だけでなく、家庭での生活リズム、得意・苦手、気分や不安の状態などを丁寧にうかがい、必要に応じて学校との共有に役立つ整理を行います。

急な意識の変化、激しい頭痛や胸痛、けがにつながるおそれがある状態など、心の不調だけでは説明しにくい急な身体症状があるときは、まず適切な医療機関への受診を検討してください。

よくある質問

Q. 移動教室だけ苦手でも相談できますか?

A. 相談できます。特定の場面だけの困りごとでも、本人の負担が大きい、遅刻や欠席につながる、学校での配慮を整理したいという場合は相談の対象になります。

Q. ADHDやASDと決まっていなくても受診してよいですか?

A. はい。診断名を決めることだけが目的ではありません。困りごとの背景を整理し、日常生活や学校生活で取り入れられる対応を考えることが重要です。

Q. 学校には受診前に何を伝えればよいですか?

A. 「移動のどの部分が難しいか」「どのようなときに悪化しやすいか」「本人が比較的動きやすかった対応」を、事実として簡潔に共有すると相談しやすくなります。

名古屋市千種区・茶屋ヶ坂で学校生活の困りごとを相談したい方へ

移動教室でのつまずきは、周囲から見えにくく、本人も説明しにくいことがあります。叱ることや我慢だけで乗り切ろうとせず、困り方の理由と環境の調整を一緒に考えていきましょう。

初診は公式サイトのLINE初診予約または電話 052-712-1777。再診は電話または公式予約システム(チェック・オン)。WEB問診の送信だけでは予約は確定しません。


受診される方へ

初めて受診される方

当院は予約制をとっておりますが、初診の場合は若干のお時間をいただくこととなり、お待ちいただくことがあります。スムーズにご案内する為に、WEB問診のご利用をおすすめいたします。
WEB問診はこちら >

初診予約はLINEまたはお電話にてお願いします。

再診される方

お電話もしくは予約システム(チェック・オン)から予約を取ることもできます。予約の変更や取り消しをご希望の場合には、診療時間内に受付にお電話いただくか、予約システムから変更・取り消しを行ってください。

パソコン・携帯から簡単にご予約できます。

和光医院 診療時間のご案内

診療時間のご案内

【診療時間】
午前 9:00〜13:00
 午後 15:00〜18:00 
土曜 9:00〜14:00

【休診日】 日・祝日

患者様へのご案内

  • 明細書について:当院では、療養費規則に基づき明細書の発行を無料で行っています。
  • 一般名による処方について:後発医薬品が存在する場合は、商品名ではなく一般名(有効成分名)で処方することがあります。
  • 医療情報の活用について:当院では、安心な医療を提供する為、オンライン資格確認や電子処方箋データ等の情報を活用して診療を行っています。