避難訓練が怖くて学校を休みたがる子どもへ|サイレン・放送・避難行動の負担を整理し相談する目安【名古屋市千種区・茶屋ヶ坂】
和光医院への受診・相談を検討されている方へ
初診は LINEで予約 / 電話 052-712-1777。心理検査・カウンセリングの予約は電話でご相談ください。
初診・再診・心理相談の予約案内。WEB問診の送信だけでは予約になりません。

学校で行われる避難訓練は、命を守るために大切な活動です。一方で、サイレンや校内放送の大きな音、いつもと違う動線、急いで移動する集団の雰囲気などが重なり、「怖いから学校に行きたくない」「訓練の日はお腹が痛い」と訴える子どももいます。
秋から冬にかけては、学校で防災訓練が予定されることがあります。嫌がる様子を「みんなできること」「慣れれば大丈夫」と急いで乗り越えさせようとすると、不安が強まる場合があります。まずは何が負担になっているのかを具体的に整理することが大切です。
避難訓練の何がつらいのかを分けて考える
「避難訓練が怖い」という言葉の背景は、一人ひとり異なります。訓練そのものへの恐怖だけではなく、複数の負担が重なっていることもあります。
- サイレン、非常ベル、放送、笛などの音が突然大きく聞こえる
- 教室の外に出て、普段と違う場所へ移動することが不安
- 周囲が急いで動く様子や、人が密集する状況に圧倒される
- 先生の指示を聞き取れない、次に何をすればよいか分からなくなる
- 地震や火事の映像・話題をきっかけに、実際に悪いことが起きると考えてしまう
- 失敗したり、周囲より遅れたりして注意されることを心配する
音や人混みへの負担、予定変更への戸惑いが目立つ場合は、感覚の感じ方や発達特性が関係することがあります。また、不安が強いときには、訓練が安全のための活動だと理解していても、体が先に緊張して動けなくなることがあります。これらは性格や努力だけで決めつけられるものではありません。
家庭でできる対応
「何が怖い?」を具体的に聞く
「避難訓練なんて大丈夫」と結論を急ぐより、「音が怖いのかな」「外へ急いで出ることが心配かな」のように、負担の中身を一緒に探ります。子どもがうまく説明できない場合は、訓練の前日から眠りにくい、朝から不機嫌、帰宅後にぐったりするなどの様子も手がかりになります。
見通しを持てるようにする
学校から日程や内容が分かる場合は、「いつ、どの授業の時間に、どこへ移動する予定か」を短く確認します。家庭で細かな手順を繰り返し練習させる必要はありませんが、流れを紙に書く、学校までの道順とは別に避難場所を地図で見るなど、見通しを持つことが安心につながる場合があります。
訓練後の疲れを評価する
参加できたかどうかだけでなく、どの程度緊張したか、帰宅後に休息が必要だったかにも目を向けます。「最後までできたね」だけではなく、「音が鳴っても先生の近くにいられたね」「途中で困ったことを伝えられたね」と、本人が取れた行動を具体的に振り返ることが役立ちます。
学校に相談するときの伝え方
学校には、診断名の有無よりも、本人に起きる困りごとと助かる対応を具体的に伝えると共有しやすくなります。例えば、「大きな音で耳をふさいで動けなくなる」「放送だけでは指示を理解しにくい」「人の後ろではなく先生の近くから移動できると安心しやすい」といった伝え方です。
配慮の内容は学校の安全管理や訓練の目的と両立させながら個別に検討されます。保護者だけで抱え込まず、担任や養護教諭など、学校内の相談しやすい窓口に早めに話してみましょう。
児童精神科・精神科・心療内科への相談を考える目安
避難訓練への苦手さだけで直ちに病気と決まるわけではありません。しかし、訓練をきっかけに登校しぶりが続く、予告を聞くだけで動悸・吐き気・腹痛・不眠が出る、ほかの行事や音、集団場面でも強い苦痛がある、家庭生活にも影響している場合は、背景を整理するために相談を検討できることがあります。
児童精神科では、学校生活で困る場面、発達の経過、睡眠や気分、不安の現れ方などを丁寧にうかがい、必要に応じて家庭や学校での対応を一緒に考えます。ASDやADHDなどの診断を急ぐことが目的ではなく、今ある困りごとを理解し、生活しやすくする方法を探すことが大切です。
よくある質問
Q. 避難訓練を一度休ませると、余計に苦手になりますか?
A. 一律に参加を強いることも、一律に休ませることも適切とは限りません。本人の不安の強さ、体調、学校側が可能な配慮を踏まえ、段階的な参加方法を検討することがあります。まずは理由を把握し、学校と相談してください。
Q. サイレンを怖がるのは感覚過敏でしょうか?
A. 音への強い苦手さだけで感覚過敏や発達特性と判断することはできません。不安、過去の怖い経験、睡眠不足や疲労などによって音をつらく感じることもあります。日常のほかの音や場面での様子も含めて見ていきます。
Q. 本人が学校に伝えてほしくないと言うときはどうすればよいですか?
A. 本人の気持ちを尊重しながら、どこまでなら共有できるかを一緒に考えます。「大きな音が苦手」など必要最小限の表現で伝えられる場合もあります。安全や登校継続に影響する場合は、保護者と学校で連携が必要になることがあります。
和光医院は名古屋市千種区・茶屋ヶ坂で、児童精神科・精神科・心療内科のご相談を受けています。初診は公式サイトのLINE初診予約または電話 052-712-1777。再診は電話または公式予約システム(チェック・オン)。WEB問診の送信だけでは予約は確定しません。
困りごとに合う相談ページへ
お子さま・保護者の相談
不登校・学校に行きづらい / 子どもの発達・ADHD・ASD / 子どもの睡眠 / 子どもの不安 / 保護者・家族の相談
大人の精神科・心療内科相談
心理士による支援
初診・再診・心理相談の予約
初めての診察はLINEまたは電話でご予約ください。カウンセリング・心理検査の予約は電話でご相談ください。
WEB問診は予約後の事前入力です。送信だけでは予約になりません。予約枠・費用は受付へご確認ください。
受診される方へ
初めて受診される方
当院は予約制をとっておりますが、初診の場合は若干のお時間をいただくこととなり、お待ちいただくことがあります。スムーズにご案内する為に、WEB問診のご利用をおすすめいたします。
WEB問診はこちら >
初診予約はLINEまたはお電話にてお願いします。
再診される方
お電話もしくは予約システム(チェック・オン)から予約を取ることもできます。予約の変更や取り消しをご希望の場合には、診療時間内に受付にお電話いただくか、予約システムから変更・取り消しを行ってください。
パソコン・携帯から簡単にご予約できます。
和光医院 診療時間のご案内
【診療時間】
午前 9:00〜13:00
午後 15:00〜18:00
土曜 9:00〜14:00
【休診日】 日・祝日
患者様へのご案内
- 明細書について:当院では、療養費規則に基づき明細書の発行を無料で行っています。
- 一般名による処方について:後発医薬品が存在する場合は、商品名ではなく一般名(有効成分名)で処方することがあります。
- 医療情報の活用について:当院では、安心な医療を提供する為、オンライン資格確認や電子処方箋データ等の情報を活用して診療を行っています。