2026.10.24ブログ

厚木市で仕事中に涙が出る・感情を抑えられない方へ|心療内科・精神科に相談する目安

仕事中の強いストレスや不安について相談を考えるイメージ

会議中、上司や同僚との会話中、電話対応中などに、急に涙が出そうになる、声が詰まる、気持ちを保てなくなることがあります。「仕事なのだから我慢しなければ」「大げさだと思われたくない」と抱え込む方も少なくありません。

涙が出ること自体は、つらさや緊張に対する自然な反応の一つです。ただし、以前なら対応できていた業務が難しい、出勤前から強い不安がある、眠れない・食べられない状態が続くなど、生活や仕事への影響が広がっている場合は、心療内科・精神科に相談する目安になります。

厚木市で仕事のストレス、不安、気分の落ち込みについて相談先を探している方へ、受診を考えるポイントを整理します。

仕事中に涙が出る背景は一つとは限りません

仕事中に涙が出る背景には、業務量の増加、異動や配置変更、人間関係、評価への不安、失敗への緊張、休息不足などが重なっていることがあります。10月は年度後半の業務が本格化し、夏から続いていた疲れが表面化しやすい時期でもあります。

また、ストレスへの反応として起こる適応障害、うつ状態、不安症などが関係している場合もあります。一方で、涙が出ることだけで特定の診断が決まるわけではありません。身体の病気、睡眠不足、服薬の影響なども含め、状況を丁寧に確認することが大切です。

このような変化が重なっていないか確認しましょう

  • 出勤前や通勤中に動悸、吐き気、腹痛、強い緊張が出る
  • 小さな指摘や普段どおりの会話でも涙が出そうになる
  • 仕事のことを考えると眠れない、夜中や早朝に目が覚める
  • 集中できず、ミスが増えたと感じる
  • 休日も気持ちが切り替わらず、楽しめることが少ない
  • 食欲の変化、強い疲労感、頭痛や胃腸の不調が続く
  • 「自分がいない方がよい」など、自分を強く責める考えが浮かぶ

症状の強さだけでなく、どのくらい続いているか、仕事や家庭でどの程度困っているかも受診を考える材料になります。

「泣かないようにする」だけを目標にしないこと

涙を我慢しようとするほど、緊張が高まり、仕事への恐怖感が強くなることがあります。まずは「今は負担が大きい状態かもしれない」と捉え、無理を重ねないことが重要です。

職場で可能であれば、一時的に席を外して呼吸を整える、業務の優先順位を書き出す、信頼できる上司や人事担当者に業務量について相談する、といった対応が役立つことがあります。ただし、本人だけの工夫で抱え続ける必要はありません。症状が続くときは、医療機関で背景を整理し、休養、環境調整、心理的な支援、必要に応じた治療について相談する選択肢があります。

心療内科・精神科で相談できること

診察では、いつ頃からどのような場面で涙や不安が出るのか、仕事や家庭での変化、睡眠・食欲・体調の変化、これまでの経過などを伺います。診断名を急いで決めることよりも、現在の負担と症状のつながりを確認し、今後の対応を一緒に考えることが基本です。

受診前には、次のような内容を簡単にメモしておくと、状況を伝えやすくなります。

  • 涙が出た、または出そうになった場面と頻度
  • きっかけになった出来事や業務上の変化
  • 睡眠、食欲、体の症状の変化
  • 仕事を休んだ日や、業務に支障が出た内容
  • 服用中の薬、市販薬、治療中の病気

うまく話せるか不安な場合も、メモを見せるだけで構いません。すべてを初診で整理し切る必要はありません。

早めの相談を考えたいサイン

涙や不安のために出勤が難しい、欠勤や遅刻が増えている、眠れない状態が続く、食事や身の回りのことができないといった場合は、早めに相談をご検討ください。また、自分を傷つけたい、消えてしまいたいという気持ちがある、具体的に自殺を考えている、ひとりで安全を保てないと感じる場合は、予約日を待たず、家族や身近な人、地域の救急相談窓口、救急医療機関などに速やかに助けを求めてください。

仕事中に涙が出ることは、意志の弱さだけで説明できるものではありません。つらさが長引く前に状況を言葉にし、必要な支援につながることが大切です。

よくある質問

Q. 一度だけ職場で泣いてしまった場合でも受診した方がよいですか?

A. 一度の出来事だけで直ちに受診が必要とは限りません。ただし、その後も不安、睡眠の乱れ、気分の落ち込み、出勤の困難さが続く場合や、同様のことを繰り返す場合は相談をご検討ください。

Q. 仕事を辞めるか決めてから受診すべきですか?

A. 退職や休職を先に決める必要はありません。心身の状態を確認しながら、休養や職場での調整を含めて考えることができます。判断を急がず、まず現在の困りごとをお伝えください。

Q. 初診では何を話せばよいですか?

A. 「仕事中に涙が出る」「出勤前から不安が強い」など、最も困っていることからお話しください。いつから、どの場面で、どのように困るかをメモしておくと役立ちます。

きもとメンタルクリニックでは、心療内科・精神科・児童精神科として、仕事や学校生活に伴うこころの不調についてご相談をお受けしています。初診は電話 046-280-6257。再診は電話または公式予約システム。

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