厚木市で経頭蓋磁気刺激(TMS)を相談したい方へ
きもとメンタルクリニックでは、うつ病の治療としてTMSの相談を受け付けています。これまでの薬物療法や治療の経過、症状、ご希望を診察で確認し、適応と安全性を個別に判断します。薬に不安があることや、治療が十分に効いていないことだけで、自動的に対象になるわけではありません。
きもとメンタルクリニックへの相談・初診予約
初診はお電話でご予約ください。年齢・相談内容・受診歴をお伝えください。心理検査やカウンセリングの予約も、受付へお電話でご相談ください。
相談から治療までの流れ
- 初めての方は電話で「TMSについて相談したい」とお伝えください。通院中の方は主治医または受付へご相談ください。
- 診察で、診断、現在の薬と治療歴、身体の状態、安全性に関わる情報を確認します。紹介状やお薬手帳があれば持参してください。
- 治療が適しているかを確認し、実施方法、通院回数・期間、費用、期待できる効果と副作用について説明を受けます。
- 内容をご理解いただいたうえで治療の予定を相談し、経過を確認しながら進めます。
費用と通院について
下記に従来の治療方法・料金の案内を掲載しています。実際の時間、頻度、期間、税込総額と保険・自費の扱いは、現在の運用と個別の治療計画を受付・医師へご確認ください。診察料などを含む総額も、開始前にご確認ください。
事前に必ず伝えていただきたいこと
体内の金属・医療機器、人工内耳、ペースメーカー、けいれん・てんかんの既往、妊娠または妊娠の可能性、重い身体の病気、服薬内容をお伝えください。該当するか分からない場合も、自己判断せずご相談ください。
副作用はありますか?
刺激部位の痛みや頭痛などが起こることがあります。けいれん発作などのリスクも含め、実施前に医師が安全性を確認します。副作用がない治療ではなく、効果にも個人差があります。
薬をやめてから相談しますか?
自己判断で薬を中止・変更せず、現在の治療内容を医師にお伝えください。TMSとほかの治療をどう組み合わせるかも診察で相談します。
参考:国立精神・神経医療研究センター:ニューロモデュレーションセンター
更新日:2026年10月3日
磁気刺激治療のご案内
きもとメンタルクリニックではうつ病の治療として経頭蓋磁気刺激(TMS)を導入しています。
経頭蓋磁気刺激(Transcranial Magnetic Stimulation: TMS)とは
うつ病の治療には、薬物療法、精神療法などがありますが、欧米では経頭蓋磁気刺激(TMS)が認可されています。
TMSは非侵襲的に大脳皮質を刺激する方法であり、規則的な刺激を連続して行うものをrTMS(repetitive Transcranial Magnetic Stimulation: 反復経頭蓋磁気刺激)といいます。
磁気刺激を用いるうつ病治療の選択肢の一つです。適応、安全性、期待できる効果と副作用は診察で個別に確認します。
このような方におすすめします
- うつがなかなか治らない。
- 薬には抵抗感がある。
- 薬や他の治療が効かない、あるいは不十分。
- 薬で副作用が出やすい。
- うつのメカニズムに即した治療を望む。
対象症状
- 抑うつ気分
- 意欲低下
- 興味の喪失
- 不安
- 不眠
- 頭痛、腹痛、腰痛など身体的な原因の分からない体の痛み
- 倦怠感
- 集中力低下
- 日中の眠気、だるさ など
うつ病の背景
うつ病では脳の活動が低下されていることが指摘されており、特に左前頭葉の活動低下が認められております。
1)器質的な原因の一つとして考えられていること
・背外側前頭前夜、前部帯状回、前頭葉眼窩野、脳梁膝下部、偏桃体などの領域の異常が指摘されている
・左側優位の背外側前頭前野の機能低下(相対的な右側の機能亢進)
2)TMSの治療として行われていること
→左背外側前頭前野への高頻度刺激
うつ病症状の改善と相関のあった脳血流が増加
→右背外側前頭前野への低頻度刺激
うつ病症状の改善と相関のあった脳血流の減少
治療の有効性
左背外側前頭前野への高頻度刺激、右背外側前頭前野への低頻度刺激のどちらの方法も複数の二重盲検ランダム化比較試験によって有効性が認めれており、うつ病治療の選択肢の一つとして考えられる。治療法の選択は、これまでの治療経過、症状、安全性を踏まえて医師と相談します。
TMSの治療に用いる場合のガイドライン
・磁気刺激法を用いた研究*
うつ病以外の適応症に対するTMSを用いた膨大な量の研究が現在行われています。研究領域は、不安神経症、過食症、片頭痛、疼痛、脳卒中後の失語症および運動障害のリハビリテーション、耳鳴、パーキンソン病、総合失調症などです。
*Lefaucheur JP, et al: Evidence-based guideline on the therapeutic use of repetitive transcranial magnetic stimutation(TMS), Clinical Neurophysiology,2014
使用する機械「磁気刺激装置 MagPro」

詳細:Inter Reha 「磁気刺激装置 マグプロ」(http://www.irc-web.co.jp/mag_venture/)
治療方法・従来の料金案内
左背外側前頭前野への高頻度刺激
1セッション:約40分
右背外側前頭前野への低頻度刺激
1セッション:約20〜40分
1回40分ほどの治療を週3~5回、4~6週程度継続することが基本です。
回数、期間などは個人差があり、医師との相談によって決められます。
効果が現れる時期や程度には個人差があり、改善を一律にお約束するものではありません。
1回:10,000円(税抜)
TMSを受けられない方
- ペースメーカーや人工内耳(補聴器)、頭蓋内クリップ、インプラント等の金属製医療機器が体内に埋め込まれている方
- てんかん、またはてんかん性発作の既往がある方
- 重篤な身体疾患に罹患している方
- 妊娠中またはその可能性のある方
TMS治療ご希望の方へ
初診の方は、当院に電話にてお問い合わせください。
すでに通院中の方は、主治医ないしは受付スタッフにご相談ください。



