2026.09.22ブログ
厚木市で「病気ではないか」という不安が続く方へ|健康不安と心療内科・精神科への相談目安


「検査では大きな異常がないと言われたのに、重い病気ではないかと考えてしまう」「少しの動悸や頭痛でも、すぐに悪い病気を疑ってしまう」「健康情報を何度も検索して、かえって不安が強くなる」──このような状態が続くと、心身ともに疲弊してしまいます。
体の不調を丁寧に確認することは大切です。一方で、必要な検査を受けても心配が薄れず、日常生活や仕事、学校生活に支障が出ている場合には、健康不安に不安症状やストレス反応が関係していることがあります。厚木市でこころと体の不調について相談したい方は、心療内科・精神科への相談も選択肢の一つです。
健康不安とはどのような状態ですか
健康不安は、病気に対する心配が強くなり、体の感覚や検査結果に繰り返し注意が向いてしまう状態を指します。医学的な診断名が直ちに決まるものではなく、体の病気、不安症、うつ状態、適応障害、睡眠不足など、さまざまな要因を確認しながら考えます。
例えば、胸の違和感、めまい、胃腸の不調、息苦しさ、しびれなどは、実際に身体的な病気で起こることがあります。同時に、緊張や不安が続くことで自律神経の働きが乱れ、同様の症状が強まることもあります。「気のせい」と決めつけず、身体面と心理面の両方を丁寧にみることが重要です。
このようなサインが続くときは相談をご検討ください
- 軽い体の変化でも、重い病気かもしれないという考えが離れない
- インターネットで症状を何度も検索し、安心よりも不安が強くなる
- 検査で説明を受けても、別の病気を見逃しているのではないかと心配になる
- 脈拍、体温、血圧、皮膚の状態などを何度も確認してしまう
- 病院受診を繰り返す、または反対に結果を聞くのが怖くて受診を避けてしまう
- 不安のために眠れない、仕事や家事に集中できない、外出が難しい
こうした状態は、本人の意志の弱さによるものではありません。不安が強いほど体の感覚に注意が集まり、その感覚がさらに不安を呼ぶという循環が起こることがあります。
受診を考える際のポイント
まず、急な症状や強い症状は身体の診療を優先します
突然の強い胸痛、片側の手足の動かしにくさ、ろれつが回らない、意識がぼんやりする、激しい頭痛、呼吸困難などがある場合は、こころの不調と自己判断せず、救急要請や救急医療機関への相談を優先してください。持病がある方や、これまでと異なる症状がある方も、まずはかかりつけ医や該当する診療科に相談しましょう。
不安そのものが生活を狭めているときは心療内科・精神科へ
必要な身体的評価を受けた後も不安が持続する場合、あるいは不安のために生活が制限されている場合には、心療内科・精神科で状況を整理することが役立つことがあります。診察では、症状が始まった時期、生活上のストレス、睡眠、気分の変化、これまでの検査や治療経過などを伺い、必要に応じて治療や他科との連携を検討します。
日常でできる、不安とのつき合い方
不安を完全になくそうとして、確認や検索を増やすほど、不安の循環が強まることがあります。まずは「検索は1日○分まで」「体を確認する回数を少し減らす」など、無理のない範囲で行動を整える方法があります。また、睡眠、食事、休息のリズムを整え、症状や不安の強さを簡単に記録することも、診察時の助けになります。
ただし、自己流で我慢を続ける必要はありません。不安の背景には、仕事の負担、人間関係、家庭環境、過去のつらい経験、発達特性による疲れやすさなどが関係していることもあります。原因を一つに決めつけず、現在の困りごとから一緒に整理していくことが大切です。
きもとメンタルクリニックへご相談ください
きもとメンタルクリニックでは、不安、パニック症状、気分の落ち込み、仕事や学校生活のストレスなどについてご相談を承ります。身体症状がある場合にも、必要な身体の診療を受けているかを確認しながら、こころの状態と生活への影響を丁寧に伺います。
初診をご希望の方は、お電話(046-280-6257)でご予約ください。再診はお電話または公式予約システムをご利用いただけます。
よくあるご質問
Q. 健康不安があると、身体の病気ではないのでしょうか?
A. そうとは限りません。新しい症状や強い症状がある場合は、身体的な病気の確認が必要です。そのうえで不安が長く続く場合には、身体面と心理面の両方から考えることが重要です。
Q. 検査で異常がなければ、心療内科・精神科に相談してもよいですか?
A. はい。不安のために睡眠、仕事、家事、対人関係などへ影響が出ている場合は、相談をご検討ください。診断を急ぐのではなく、現在の困りごとや経過を整理することから始めます。
Q. 家族が病気の心配を繰り返しているとき、どうすればよいですか?
A. 「考えすぎ」と否定するよりも、つらさを受け止めたうえで、必要な医療相談につなげる姿勢が大切です。受診を勧める際は、症状そのものではなく、眠れない・生活が苦しいといった困りごとに焦点を当てると伝えやすいことがあります。



