2023.07.24ブログ
スマートウォッチでの生体データモニタリングはきっとメンタルの治療でもきっと使える
スマートウォッチでの生体データモニタリングはきっとメンタルの治療でもきっと使える 最近、GAMINという会社が出しているスマートウォッチを買いました。 最近のスマートウォッチ、ほんとにすごくて、脈拍、睡眠データ、睡眠スコア、呼吸数、体重、ステップ数、消費カロリー、ストレスレベル、など、多くの生体データを取得でき、そしてそれを分析することができます。 睡眠の質、レム、ノンレム、もある程度可能となっています。睡眠の浅い、深い、もわかるわけです。 例えば、動悸がする、息苦しい、とかも脈拍が実際に上がっているか、呼吸数があがっているか、などで客観的に評価できるんです。 となると、メンタルでの治療効果判定にも使えるな、とぼやっと思いました。 不安発作とかは、前兆として生体データの揺らぎがあるなら、そのタイミングで頓服使う、とか、アラームがでる、とか本人が自覚する前に症状を叩くことができるかもしれません。 睡眠は、まさにストレートですよね。改善したかしていないか、自覚症状ではなく、客観的データで判断できるのはうれしいところです。 もう海外では精神科医療でも実用化してそうな気がしますが、日本ではまだそんな感じはないですね。 自分をモニタリングするのは、客観的に自分をみる練習にもなると思います。 心とは、目に見えないものです。 ですが、数値化できるものは数値化し、見える化するというのは、見えないものをみるための努力の一つになるような気がします。 医療法人永朋会 理事長 加藤晃司