2026.09.11ブログ
厚木市でパニック発作・電車や外出への不安を相談したい方へ|心療内科・精神科


突然、胸がどきどきする、息がうまく吸えない感じがする、めまいや震えが出る、「このまま倒れるのではないか」「死んでしまうのではないか」と強い恐怖に襲われることがあります。このような発作はパニック発作と呼ばれます。
厚木市から本厚木駅周辺へ通勤・通学する方や、電車・バス・車での移動が多い方のなかには、「また発作が起きるのでは」と心配になり、外出、人混み、会議、授業、乗り物を避けるようになる方もいます。症状を我慢して生活範囲が狭くなる前に、心療内科・精神科へ相談することが大切です。
パニック発作でみられる主な症状
パニック発作は、明らかな危険がない状況でも、強い不安や身体症状が急激に高まる状態です。症状の現れ方や強さには個人差があります。
- 動悸、脈が速い感じ、胸の違和感
- 息苦しさ、喉が詰まる感じ、過呼吸のような感覚
- 発汗、手足の震え、しびれ、ほてり、寒気
- めまい、ふらつき、現実感が薄い感じ
- 「気を失うかもしれない」「自分をコントロールできないかもしれない」という恐怖
発作自体は一定時間でおさまることもありますが、体験した恐怖が強いと、次の発作への心配が続きます。こうした予期不安や回避が続き、生活に支障が出ている場合には、パニック症(パニック障害)を含めた評価が必要になることがあります。
「心臓や呼吸器の病気では?」と感じるとき
パニック発作の症状は、心臓や呼吸器、甲状腺などの身体の病気による症状と似る場合があります。そのため、自己判断で「不安のせい」と決めつけないことが重要です。初めて強い胸痛や息苦しさが起きた場合、症状がいつもと異なる場合、失神、片側の麻痺、ろれつが回らないといった症状がある場合は、救急受診を含め、速やかな身体的評価が必要です。
身体面の検査や診察で緊急性の高い病気が否定された後も症状や不安が続く場合には、心療内科・精神科で心理面と生活状況をあわせて確認します。
電車・職場・学校で不安が強くなる理由
発作を経験すると、「途中で降りられない電車」「静かに座っていなければならない会議や授業」「すぐに助けを求めにくい場所」などで不安が高まりやすくなることがあります。秋は夏の疲れが残る一方、仕事の繁忙、配置の変化、学校行事、試験や進路のことなど、生活リズムや緊張が変わりやすい時期です。不調があるからといって本人の気持ちが弱いわけではありません。
欠勤・欠席を繰り返す、通勤通学の前から体調が悪くなる、外出を避けて家庭内に閉じこもりがちになるなどの変化があれば、早めに相談をご検討ください。児童・思春期では、腹痛や頭痛、登校前の強い不安として表現されることもあり、学校生活への影響も丁寧に確認します。
心療内科・精神科で行う相談
診察では、症状が始まった時期、起こりやすい場面、身体疾患や服薬の状況、睡眠、仕事・学校・家庭での負担などを伺います。そのうえで、パニック症だけでなく、うつ病、不安症、適応障害、発達特性に伴う困りごとなども含め、状態を総合的に検討します。
治療や支援の内容は一律ではありません。症状や生活への影響に応じて、生活リズムの調整、心理教育、必要時の薬物療法、段階的に避けている場面へ取り組む方法などを検討します。薬を使用する場合も、期待できる点と副作用・注意点を説明し、状態を見ながら相談していきます。自己判断で薬の開始・中断をすることは避けてください。
発作が起きそうなときにできること
まずは安全を確保し、可能であれば座る、衣服をゆるめる、周囲に助けを求めるなどを行ってください。「症状を今すぐ完全になくそう」と力を入れすぎると、かえって不安が強まることがあります。呼吸は大きく速く吸い続けるのではなく、無理のない範囲でゆっくり吐くことを意識します。ただし、強い胸痛や意識障害など、いつもと異なる症状があるときは医療機関への連絡を優先してください。
発作が起きた日時、場所、前後の出来事、睡眠や食事の状況を簡単に記録しておくと、診察時の参考になります。
厚木市でパニック発作や外出不安の相談をご希望の方へ
きもとメンタルクリニックは、神奈川県厚木市で心療内科・精神科・児童精神科の診療を行っています。動悸や息苦しさを伴う不安、電車や人混みへの恐怖、仕事・学校生活への影響などについて、お一人で抱え込まずご相談ください。初診をご希望の方は、お電話046-280-6257へご連絡ください。再診の方は電話または公式予約システムをご利用ください。
よくある質問
Q. パニック発作は一度だけでも受診した方がよいですか?
A. 初めての強い発作では身体疾患との区別が重要です。繰り返す、発作後の不安が続く、外出や仕事・学校に支障が出ている場合は、早めの相談をご検討ください。
Q. 電車に乗る前だけ動悸がします。相談できますか?
A. はい。特定の場面での不安や回避も相談の対象です。いつから、どのような場面で、どの程度生活に影響しているかを伺い、対応を検討します。
Q. 子どもが登校前に息苦しさや腹痛を訴えます。
A. 身体的な確認に加え、不安、対人関係、学習面、生活リズムなどが関係している場合があります。児童精神科での相談もご検討ください。



