2026.09.15ブログ

厚木市でご家族のこころの不調が気になる方へ|受診を勧めるときの伝え方と相談の目安

秋の厚木市をイメージした、家族が落ち着いて会話をする後ろ姿
秋の厚木市をイメージした、家族が落ち着いて会話をする後ろ姿

厚木市でご家族のこころの不調が気になる方へ|受診を勧めるときの伝え方と相談の目安

「以前より口数が減った」「眠れていないようだ」「学校や仕事に行くことが難しくなっている」など、ご家族の変化に気づいても、どのように声をかければよいか迷うことがあります。こころの不調は、本人がつらさを言葉にしにくい場合もあり、周囲の気づきが相談につながることがあります。

秋は、夏の疲れに加え、仕事の繁忙、学校行事、進路や人間関係などの負担が重なりやすい時期です。厚木市・近隣で、ご本人やご家族の不調について心療内科・精神科・児童精神科への相談を考えている方に向け、受診を勧める際のポイントをお伝えします。

気になる変化を「性格」だけで片づけない

気分の落ち込みや強い不安、パニックのような症状、発達特性に伴う生活上の困りごとなどは、外からは見えにくいことがあります。また、同じような様子でも、背景には睡眠不足、身体の病気、環境の変化、対人関係の悩みなど、さまざまな要因が関係する可能性があります。

診断名を家庭内で決めようとする必要はありません。「怠けている」「考えすぎ」と判断する前に、変化がどの程度続いているか、日常生活にどのような影響が出ているかを見守ることが大切です。

相談を検討したいサイン

  • 眠れない、早朝に目が覚める、寝すぎる状態が続く
  • 食欲や体重、表情、会話量に目立った変化がある
  • 楽しめていたことに関心が向かず、自分を強く責めている
  • 動悸、息苦しさ、めまい、吐き気などを伴う強い不安を繰り返す
  • 遅刻・欠勤・欠席が増え、仕事や学校生活を続けにくくなっている
  • 子どもが忘れ物、落ち着きにくさ、対人関係、学習や登校で困りごとを抱えている
  • 飲酒量が増えた、外出や人との関わりを極端に避けるようになった

これらはあくまで相談を考えるきっかけの一例です。症状の種類や期間だけでなく、「本人がいつもの生活を送れているか」という視点も役立ちます。

受診を勧めるときは、説得よりも気持ちを確認する

本人が受診に抵抗を感じることは珍しくありません。「病気だ」「すぐに病院へ行くべき」と強く迫ると、かえって話しにくくなる場合があります。まずは、心配している事実と、本人の感じているつらさを落ち着いて確認してみましょう。

伝え方の例

  • 「最近眠れていないように見えて心配しているよ」
  • 「学校(仕事)のこと、ひとりで抱え込んでいない?」
  • 「解決を急がなくても、専門家に話して整理する方法もあるよ」
  • 「受診するかどうかも含めて、一緒に調べてみようか」

本人の話を途中で評価したり、結論を急いだりせず、困っている場面を具体的に聞くことがポイントです。受診を望まない場合も、無理に連れて行こうとせず、再度話せる余地を残してください。学校の担任・養護教諭、職場の産業保健スタッフなど、本人が話しやすい相談先がある場合もあります。

児童・思春期では生活場面の情報も大切です

子どもや思春期の方は、「つらい」「不安」と表現する代わりに、腹痛や頭痛、朝起きられない、イライラする、家では元気でも学校で疲れ切るといった形で表れることがあります。発達特性が背景にある場合もあれば、環境とのミスマッチやストレス反応が関係する場合もあります。

受診を検討する際は、いつ頃からどのような変化があるか、家庭・学校・習い事などでの様子、睡眠や食事の状況をメモしておくと、診察時に状況を共有しやすくなります。本人のプライバシーや意向にも配慮しながら、必要な支援を一緒に考えていきます。

早めの相談が必要な状態

「消えてしまいたい」「死にたい」などの発言がある、自分や他者を傷つけるおそれがある、現実との区別がつきにくい言動がみられる、ほとんど食事や水分が取れないなど、緊急性が心配される場合は、予約日を待たずに救急要請(119)や地域の救急相談窓口、救急医療機関への相談を検討してください。

厚木市で心療内科・精神科・児童精神科への相談をお考えの方へ

きもとメンタルクリニックでは、適応障害、うつ状態、不安、パニック症状、仕事や学校生活でのストレス、発達に関する困りごとなどについて、心療内科・精神科・児童精神科としてご相談を受けています。診察では、症状だけでなく生活状況や困りごとを伺い、必要に応じて対応を一緒に検討します。治療内容や受診の必要性は、診察に基づいて個別に判断します。

初診をご希望の方は、お電話(046-280-6257)でお問い合わせください。再診の方は、お電話または公式予約システムをご利用ください。

よくあるご質問

Q. 本人が「病院には行きたくない」と言っています。家族だけで相談できますか?

A. ご本人の受診意思や年齢、相談内容によって対応が異なります。まずは受診方法や予約について、お電話でご確認ください。無理に受診を求めるのではなく、本人が安心して相談を検討できるタイミングを探すことも大切です。

Q. 気分の落ち込みは何日続いたら受診すべきですか?

A. 日数だけで一律には決められません。眠れない、食べられない、欠席・欠勤が続く、自分を責める気持ちが強いなど、生活への影響がある場合は早めに相談をご検討ください。

Q. 子どもの忘れ物や落ち着きのなさだけでも相談できますか?

A. 相談は可能です。発達特性の有無をすぐに決めるのではなく、困りごとの現れ方、家庭や学校での状況、成長の経過などを踏まえて考えます。

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