2026.09.25ブログ
厚木市で更年期の不眠・不安・気分の落ち込みを相談したい方へ|心療内科・精神科の受診目安


40代半ばから50代ごろは、月経の変化に加え、眠りにくさ、急な不安、気分の落ち込み、イライラ、集中しにくさなど、こころとからだの両方に変化を感じることがあります。仕事や家庭で担う役割が多い時期でもあり、「年齢のせいだから」「我慢しなければ」と一人で抱え込んでしまう方も少なくありません。
更年期にみられる不調には個人差があります。婦人科的な評価が必要な場合もあれば、不安や抑うつ、不眠への対応を心療内科・精神科で一緒に考えることが役立つ場合もあります。症状が続き、生活に支障が出ているときは、早めに相談先を持つことが大切です。
更年期の時期に起こりやすいこころの不調
更年期は、女性ホルモンの変動だけでなく、加齢に伴う体調の変化、睡眠不足、家族関係、子育てや親の介護、職場での責任の変化など、複数の要因が重なりやすい時期です。こうした負担が続くと、心身の余裕が小さくなり、これまでなら対処できていたことにもつらさを感じることがあります。
気分・不安に関するサイン
- 理由がはっきりしないのに気分が沈む、涙が出やすい
- 小さなことが気になり、考え込みが止まらない
- イライラしやすく、家族や職場の人に強く当たってしまう
- 動悸、息苦しさ、発汗、めまいなどとともに不安が強まる
- 以前楽しめていたことに関心が向かない
睡眠や生活に関するサイン
- 寝つけない、夜中や早朝に目が覚める
- 眠っても休まった感じがせず、日中の疲労感が強い
- 仕事のミスや集中力の低下が増えた
- 家事や身支度など、普段のことに取りかかれない
- 飲酒や市販薬に頼って眠ろうとする機会が増えた
これらの症状が必ずしも更年期だけによるものとは限りません。甲状腺などの身体疾患、貧血、服薬の影響、不安症やうつ状態などが背景にあることもあります。自己判断で原因を一つに決めつけず、必要に応じて婦人科や内科とも連携しながら確認することが重要です。
心療内科・精神科に相談する目安
「診断がつくほどではないかもしれない」と感じていても、つらさや生活上の困りごとが続いているなら相談の対象になります。特に、次のような場合は受診を検討してください。
- 不眠、不安、気分の落ち込みが2週間以上続く
- 仕事、家事、対人関係に明らかな支障が出ている
- パニックのような強い動悸や息苦しさを繰り返す
- 休んでも回復した感じがなく、疲れが抜けない
- 「消えてしまいたい」「自分を傷つけたい」と思うことがある
強い胸痛、突然の激しい息苦しさ、意識が遠のく感じなどがある場合は、こころの問題と決めつけず、救急受診を含めて速やかに身体面の評価を受けてください。また、自分を傷つける具体的な危険が差し迫っている場合は、一人にならず、家族や周囲の人、救急機関に助けを求めてください。
受診時に伝えると役立つこと
初診では、いつからどのような症状があるか、月経やほてり・発汗など身体の変化、睡眠、仕事や家庭の状況、これまでの治療歴・服薬状況などを伺います。すべてをうまく説明しようとしなくて大丈夫です。気になることをメモにして持参すると、診察で伝えやすくなります。
心療内科・精神科では、症状と生活背景を丁寧に整理し、休養や生活リズムの調整、心理的な支援、必要に応じた薬物療法などを検討します。治療の選択肢や進め方は、症状の程度、身体の状態、他科での治療内容、ご本人の希望によって異なります。
秋口は生活リズムの変化にも目を向けましょう
秋口は、夏の疲れ、気温差、仕事や学校行事などによって生活リズムが乱れやすい時期です。更年期の不調と重なると、眠りや気分の変化を強く感じることがあります。起床時刻を大きくずらさない、食事を抜きすぎない、飲酒で眠りを補おうとしない、休息の予定を先に確保するなど、負担を少しずつ調整してみましょう。
ただし、セルフケアだけで抱え続ける必要はありません。不安や不眠、気分の落ち込みが続くときは、厚木市のきもとメンタルクリニックへご相談ください。初診のご予約はお電話046-280-6257で承ります。再診はお電話または公式予約システムをご利用ください。
よくある質問
Q1. 更年期か、うつ病や不安症か、自分では区別できません。
A. 症状だけで明確に分けられないこともあります。更年期の時期に、うつ状態や不安症、不眠が重なることもあります。身体症状や生活状況も含めて確認し、必要に応じて婦人科・内科との連携を検討します。
Q2. 婦人科を受診していれば、心療内科・精神科は不要ですか?
A. 婦人科での評価は大切です。一方で、不眠、不安、気分の落ち込み、仕事や家庭への影響が強い場合には、心療内科・精神科への相談を並行することがあります。受診先に迷う場合もご相談ください。
Q3. 薬を使わずに相談することはできますか?
A. 可能です。症状や生活への影響を整理したうえで、休養、生活リズム、心理的な支援なども含めて対応を考えます。薬物療法が選択肢となる場合も、必要性や期待できること、副作用などを確認しながら検討します。



